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2013年3月27日水曜日
周囲と打ち解けられない生徒を「障害」、同級生とけんかした生徒を「反社会」などと分類
札幌市の市立中学校で今月、いじめにあった生徒や反抗的な生徒など、1年生約120人分の個人情報が書かれた内部資料を生徒が校内で見つけ、持ち出していたことが22日分かった。札幌市教育委員会によると、持ち出した生徒を含め、少なくとも10人が資料を見たという。中学校は21日、1年生の保護者に説明し、謝罪した。
市教委によると、資料はクラス編成のために1月末に学年主任が作成。いじめのほか、欠席の多い生徒や配慮が必要な生徒らの姓が記載され、クラス担任の教師4人にも渡していた。
今月7日、1年の女子生徒4人が、校内の教材置き場の部屋に担任が置いていた卒業式の資料を取りに行き、この中に個人情報の資料が交じっているのを見つけた。1人が家に持ち帰り、女子生徒の母親が翌日、学校に連絡した。いずれかの時点で、コピーを取るなどして他の生徒が見たという。
こうした資料は職員室から出さないことになっており、市教委は「学校の資料管理が甘かった」としている。
[ 2013年3月22日 20:17 ]
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問題行動の生徒名流出 札幌の中学 1年女子持ち出す (03/22 17:00)
札幌市内の市立中学校で3月7日、中学2年の学級編成で使用する非公開の内部文書が、同中の中学1年の女子生徒(13)に持ち出されていたことが22日分かった。文書には、問題行動やいじめなどに関する生徒の個人情報が記され、文書は持ち出した生徒を含め、生徒10人が閲覧していた。市教委によると、女子生徒の保護者が同中に連絡して発覚し、同中は21日までに経緯と文書管理の不徹底について保護者に説明、陳謝したという。<北海道新聞3月22日夕刊掲載>
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けんかした生徒を「反社会」と表現 札幌の中学で文書流出
(03/23 10:18)
札幌市内の市立中学校から今春の2年生の学級編成で使う内部文書が流出した問題で、文書に記された生徒を特徴づける
項目に「障害」や「反社会」という言葉が使われていたことが22日、分かった。これらの表現は以前から使っているとい
う。市教委は項目の表現に問題があるとして、他校にも同様の例がないか調べるとしている。
この中学校や市教委によると、文書には複数の項目ごとに生徒名を記載。新2年生は百数十人で、文書に名前が記された
生徒は延べ100人という。
「障害」の項目では、落ち着きがなかったり周囲とうち解けられなかったりする生徒や、いじめに遭っている恐れがある
生徒の氏名20人分を記載。「反社会」の項目では、同級生とけんかした生徒の名前を記していた。
<北海道新聞3月23日朝刊掲載>
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札幌中学内部文書流出 教師側、紛失に丸2日気付かず
(03/25 14:11)
札幌市内の市立中学校で3月上旬、学級編成で使う内部文書が流出した問題で、教師が文書を生徒に誤って渡していたほか、丸2日間にわたり紛失に気付いていなかったことも札幌市教委などへの取材でわかった。
流出した文書は、新年度からのクラス替えの基礎資料にするため、いくつかの項目を設け、生徒を振り分けていた。
市教委によると、3月6日、美術教師が校内で中学1年の女子生徒に対し、問題の文書が挟まっていると知らず、卒業式の関連行事に使う資料などと一緒に誤って渡していた。
女子生徒は直後に文書に気付いて扱いに困り、校内の図書準備室に文書を置き帰宅。7日に登校した際も文書がそのまま置いてあったことから、保護者と相談するために自宅に持ち帰り、8日に別の保護者が学校へ通報した。文書が無くなった2日間、紛失に気付いた教師はいなかった。
市教委は当初、取材に対して文書流出の理由を「女子生徒が持ち帰ったため」と説明していたが、実際は、学校側の管理のずさんさが原因だった。市教委は今後、各学校に対して学級編成用の文書管理徹底を周知する。
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文科相「常識を逸脱」 札幌の中学内部文書に「反社会」
(03/26 17:00)
札幌の市立中学校で、いじめに遭っている疑いのある生徒名など個人情報が書かれた内部文書が流出した問題で、下村博文文部科学相は26日の閣議後の記者会見で、「大変遺憾。札幌市教委の報告を聞いた上で、必要があれば文科省として指導していく」と述べた。
札幌市教委などによると、内部文書は学級編成のためのもので、周囲と打ち解けられない生徒を「障害」、同級生とけんかした生徒を「反社会」などと分類していた。下村文科相は、この記載について、「教育現場として常識を逸脱した、人権問題にもかかわるような表現だったのではないか」と批判し、市教委などに適切な対応を求めた。
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札幌の中学で生徒を「障害系」「反社会大」と表現
札幌市立中で今月、生徒の性格などを記載した内部資料が持ち出された問題で、市教育委員会は26日、資料では、いじめに遭いやすい生徒のことを「障害系」と表現していたほか「反社会大」「超低学力」などの記載もあったと明らかにした。
市教委によると「障害系」は周囲になじめず、いじめられやすいという意味。「反社会大」は反抗的で、問題のある行動をする生徒を指す。「クレーム系保護者対応苦慮」との表現もあったという。
[ 2013年3月27日 06:00 ]
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生徒を「反社会」「障害」と分類文書、誤配布
読売新聞 3月27日(水)10時27分配信・最終更新
札幌市東区の市立中学校で7日、生徒の個人情報が載る新年度のクラス編制用の内部文書を、他の書類に紛れたまま教員が誤って生徒に渡していたことが分かり、市教育委員会は26日、市内で開いた新年度の教育方針説明会で、全ての市立小中高校、特別支援学校長と幼稚園長に対し、文書管理の徹底を指示した。
市教委によると、この文書は、けんかをした生徒を「反社会」、周囲とうち解けられない生徒を「障害」などと分類して記載していた。教員から受け取った生徒を通じ、同級生や保護者ら十数人が読んだという。説明会で、池上修次・市教委指導担当部長は表現を不適切と指摘し、「内部文書とはいえ、誤解を与えないよう適切に表現すべきだ」と注意した。
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2013年2月14日木曜日
『関わりあう職場のマネジメント 職場での身近な関係が,個人と組織の活力を育む』
職場での身近な関係が,個人と組織の活力を育む
鈴木 竜太 (神戸大学准教授)/著
2013年02月22日発売
四六判上製カバー付 , 260ページ
定価 2,625円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-16403-1
人々が役割を超えて他者と助けあい,秩序を保ち,創意工夫する活力に溢れた組織を作るにはどうすべきか。個人と組織をつなぐ「職場」に光を当て,その問題に答えを導く。日本型経営の衰退等が叫ばれる中,模索が続く日本企業の組織を考えるための必読の書!
目次
序章 援助・勤勉・創意工夫をもたらすマネジメント
第1部 関わりあう職場への注目
第1章 職場で関わりあい、とことんやる:タマノイ酢のケース
第2章 協働と秩序と自律:公共哲学の視点から
第2部 経営学における関わりあう職場のマネジメント
第3章 上からのマネジメントと下からのマネジメント:経営管理論における位置づけ
第4章 援助・勤勉・創意工夫行動をもたらすメカニズム:組織行動論における位置づけ
第3部 関わりあう職場のマネジメントの実証分析
第5章 分析フレームワークと調査概要
第6章 関わりあう職場と援助・勤勉行動
第7章 関わりあう職場と創意工夫行動
終 章 関わりあう職場とそれを育む組織
著者 「個人と組織の良好な関係のあり方やそれらの関係の変化 日本における若年層ホワイトカラーのキャリア上の課題や特有の現象
日本の組織のプロジェクトやグループ、チームの有効なマネジメントといったことに関心をもって研究しています。 」
http://www.b.kobe-u.ac.jp/resource/staff/faculty/suzuki_r.html
キャリアで語る経営組織 : 個人の論理と組織の論理
稲葉祐之, 井上達彦, 鈴木竜太, 山下勝 著, 有斐閣, 2010.5, 388p
自律する組織人 : 組織コミットメントとキャリア論からの展望
鈴木竜太 著, 生産性出版, 2007.3, 194p
組織と個人 : キャリアの発達と組織コミットメントの変化
鈴木竜太 著, 白桃書房, 2002.2, 233p
2012年10月18日木曜日
高須克弥&西原理恵子が2人揃って熱愛宣言 すでに交際2年
NEWS ポストセブン 2012年10月11日(木)5時5分配信
高須クリニック院長の高須克弥氏(67才)と漫画家の西原理恵子氏(47才)が11日発売の女性セブンで熱愛宣言をした。これまでお互いのブログに頻出し、さらに高須クリニックのCMに西原氏が出演するなど、親しい仲であることは知られていたが、交際を認めたのは今回が初めて。すでに交際は2年になるという。
出会いは10年前。西原氏が週刊誌のエッセイに、「高須クリニックのCMのなんと下品なことか。でも好きだ。あなたのお友達になってやってもいい」と書いたのがきっかけだった。
その記事を読んだ高須氏が、西原氏にファンレターを送ると、西原氏も「私は美もお金もいらない。ただネタがほしい」と返信して交流がスタート。西原氏の漫画や記事は、どんな小さなカットでも買い集めたという高須氏は、以来、自ら「サイバラ教の原理主義者」と名乗るほどの西原ファンになったという。
その後、西原氏は2007年に元夫をがんで亡くし、高須氏も2010年に妻を亡くしている。それまで「信頼できる友達」として交流を深めていたふたりだったが、同じ境遇となったことで、いつしか恋人へと変わっていったという。
同誌に掲載された対談では、高須氏「環境がよく似てるからね。もう、配偶者もいなくなっちゃったし」、西原氏「残された者同士っていうか。つっかえ棒みたいな…。ホホホホッ」と仲良くコメントしている。
※女性セブン2012年10月25日号
2012年9月14日金曜日
石原伸晃氏の失言
2012年09月11日 石原伸晃氏 「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、生活保護費を「ナマポ」と言い尊厳死を社会保障費の削減と繋げて話す
2012/02/06(月)
自民党の石原伸晃幹事長は6日のBS朝日の番組で、
高齢者の終末期医療でおなかの外から直接胃に管をつないで栄養を補給する「胃ろう」を受ける患者に関し、
「映画で、寄生したエイリアンが人間を食べて生きているみたい」と述べた
映画「エイリアン」に出てくる地球外生命体を引き合いに出したことで、
患者の親族ら関係者の感情を逆なでする発言として批判も出そうだ。
石原氏は「社会の最下層で身寄りもない人の末期医療を担っている所に行くと、
意識が全くない人に管を入れて生かしている。
何十人も寝ている部屋を見たとき何を思ったか。エイリアンだ」などと述べた。
ソース 時事通信 2月6日(月)19時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120206-00000139-jij-pol
9・11テロ「歴史の必然で起きた」 自民・石原幹事長asahi.com - 2011/09/10 23:37
2011年6月14日の記者会見で、イタリアの国民投票で原発反対派が多数だったことについて「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは、心情としては分かる」と語る
2011年2月27日日曜日
中東諸国に走る社会的亀裂——リビア、バーレーンの大規模デモで何が起きるか
フォーサイト 2011年2月25日(金)18時15分配信
東京大学先端科学技術研究センター准教授・池内恵 Ikeuchi Satoshi
「中東—危機の震源を読む(72)」より
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/rcast/newsletter/
Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/
エジプトの政権崩壊によって雪崩を打って波及する中東の激動は、まずペルシア湾岸のアラブ産油国の中で最も脆弱な君主制国家であるバーレーンに及んだ。首都マナーマ中心部の「真珠広場」を、エジプト革命の中心部となったタハリール広場になぞらえて集結したデモに対して、バーレーン政府は2月16日深夜から17日にかけて、治安部隊の実弾射撃で弾圧した。さらに治安を安定させるという名目で軍の戦車部隊まで首都中心部に展開し、鉄の弾圧を実行した。しかしこれはバーレーンの金融センターとしての信用を決定的に傷つける手法だった。
インターネットによって弾圧が動画で中継・録画され広まっていく現代においては、公開の場での弾圧は政権にとっては自傷行為に等しい。国際的非難を受けたバーレーン政府は治安部隊を撤退させ、真珠広場は反政府抗議行動の場として定着した。2月22日のデモには10万人が集まった。バーレーンの国籍保持者は約50万人だが、そのうち5人に1人が集まるという極端な状態である。
バーレーン王制の急激な崩壊は、同国に海軍第5艦隊の本拠地を置き、対イランの前哨地点としている米国にとっては極めて不都合である。隣国サウジアラビアにとっては、最大の石油産出地域の東部州に隣接するバーレーンの動揺は、東部州の多数を占めるシーア派少数派への影響からも看過しえない。バーレーンは当面、サウジの軍事的・経済的支援によるいわば「生命維持装置」付きで辛うじて存続する状態となるだろうが、スンナ派のハリーファ王家が、人口の70%の多数を占めるシーア派を差別的に支配する政策を改め、王族の政治的・経済的権限を大幅に割譲する改革を自らの手で実行できるか否かは、極めて不透明である。
イエメンでは2月18日を「怒りの金曜日」として反政府抗議行動が激化しているが、サーレハ大統領は2月2日の次期大統領選挙不出馬と世襲否定以来、追加の妥協をせず、むしろデモ非難を強め、部族勢力の支持を集めようとしており、デモと政権の対決が部族間対立に転化しかねない危険を秘める。
■ほとんど内戦状態のリビア
そして北アフリカでは、リビアがほとんど内戦状態である。リビアはエジプトのナセル体制に感化されたカダフィ率いる青年将校が王制を打倒して1969年に設立した後発のアラブ共和制の体制であり、産油国でもあるが、奇矯な支配者カダフィの一家による専横は目に余り、不満は限界に達していたものと見られる。
2月17日を「怒りの日」と設定して勃発したデモは、東部キレナイカ地方の諸都市で中央政府の統制を断ち切り、20日には首都トリポリに及んだ。カダフィ政権による弾圧は治安部隊による対応の域を越えて、戦闘機や戦闘用ヘリコプター、ロケット弾まで用いた軍事力の行使に及んでいると見られる。2月24日の段階で既に中央政府の統治が及ぶ範囲は首都トリポリの中央に限られているようだ。1つの焦点は西部と東部に跨る、リビアの石油生産の77%を占めるスィドラ湾付近の一連の油田(As
Sidra, Marsa el Brega, Ras Lanuf, Zuetina,
Tobruk等)を、どの勢力が押さえるかだが、これらの油田の多くを押さえる複数の石油会社の要員が、中央政府からの離反を表明した。内務大臣や法務大臣、主要国大使、東部のトブルクの軍司令官といった、政権の中枢の要人からも離反が出ている。英国・米国はじめ、近年に回復した国際関係の多くを喪失したため、カダフィ政権の中・長期的な存続は極めて困難な情勢である。
カダフィは周辺を傭兵を含む私兵で固めているとされ、そう簡単に造反や暗殺などには遭わないだろう。カダフィの護衛隊は、しばし国際会議の場ですら暴行に及ぶことで悪名高い。彼らはカダフィを差し出すぐらいでは国民から助命されないと覚悟し、徹底抗戦するだろう。またエジプトのように軍がまとまってカダフィに辞任要求を突きつける状況にも、ましてやそれをカダフィが受け入れる蓋然性もない。そうなると、徹底抗戦しつつ、隙を見て亡命といった道筋が考えられるが、カダフィの亡命を受け入れる国は限られる。一部報道では、22日にカダフィの5男ハンニバルの嫁を乗せた飛行機がベイルート空港で、23日にカダフィの娘アーイシャを乗せた飛行機がマルタで、着陸を拒否されて引き返したという報道もあった。後にアーイシャは国営テレビで脱出を試みたことを否定している。
そもそも言動が不規則で、マフィアやテロ組織や無法者集団とつながりを持つカダフィの存在は、受け入れ国側に重大な治安上の不安をもたらしかねない。裁判も処刑もできずに長期間カダフィ一家とその取り巻きを抱え込むという事態を容認する可能性がある国は、これまでにカダフィが資金供与をして手なずけてきたアフリカ諸国を中心に、一部の発展途上地域しかあり得ない。
むしろ国よりも、反政府組織などにかくまわれる可能性の方がまだ高いかもしれない。22日のテレビ演説で「殉教するまで戦う」と絶叫したカダフィだが、数日姿を現さなくなれば亡命説が浮上するだろう。すでに英国のヘイグ外相は21日、カダフィのベネズエラ亡命説を報道陣に流し、後に否定するという失態を演じた。
カダフィが血の弾圧でトリポリを死守したとしても、東西分裂で内戦あるいは膠着状態となるため、カダフィ側の国際社会への復帰は困難である。紛争激化によってリビア産原油の産出が減り、世界の原油市場は高騰している。同様の石油産出減がアルジェリア、そしてサウジアラビアなどに及べば、影響は計り知れない。
西部のトリポリ近郊の油田をカダフィが傘下に収め続ける場合、どこの国がその石油を買うのか、その資金で内戦がどう発展するのか、問題になるだろう。アフリカの内戦・紛争では「血のダイヤモンド」が問題になったが、ここでは「血の石油」となるのだろうか。
■サウジが揺らぐ可能性も
アラブ世界の状況は、すでに決定的に変化している。生じている現象の中核部分は単純である。要するに「デモをして政府批判をしただけで射殺されるのはおかしい」という当然の人権意識が、アラブ世界の新世代に育っていたということである。エジプトの革命の過程で、衛星テレビ、インターネットやツイッターで18日間にわたり発信された膨大なスローガンは、各国の新世代の政治意識に具体的な言葉を与えた。数十万人単位でデモを動員することが、政権崩壊につながるという実例をチュニジアとエジプトで「見てしまった」ことは、アラブ政治を質的に変えた。
かつてであれば、治安部隊による弾圧をほのめかすだけで国民は黙っただろう。しかし現在はむしろ逆で、国民を撃ってしまうことこそが、政権の権威と正統性を決定的に損なう。国民が批判を公然と口にするだけで、政権存亡の危機と受け取ってしまう政権は、しょせんそれだけの基盤しかない、という現実が露わにされつつある。政権にとっては勝ち目のないチキンゲームを強いられる状況が当面続く。
サウジアラビアは先手を打って、公務員給与の引き上げ、住宅・結婚・起業への超低利融資の大幅増額など、巨大なばらまき策を発表した。
アブドッラー国王は昨年11月にニューヨークへ出国し、2度の手術を経て、モロッコで療養中だったが、急遽帰国した。その際、バーレーンのハマド国王はサウジのアブドッラー国王をリヤードの空港で迎え、両国の宗主国・従属国としての関係がはっきりした。しかしもちろんサウジとて盤石ではない。富裕国であるはずのサウジに、実は貧困層とスラムがあることが、ここ2年ほど、サウジのメディアでさえちらほら報じられるようになっており、国王が気を配っていることを示さねばならないほど、深刻になりかけていることが想像される。貧困の問題と地域間格差や宗派間差別、そして初代アブドルアジーズ国王の孫世代に王位を継承する過程での対立が結びつけば、サウジも揺らぎかねない。
サウジは1950年代から60年代初頭に、エジプトのナセルら自由将校団が称揚したアラブ民族主義の波を受けた。その時は、西洋化志向のリベラル派王族が出現し、王族間に亀裂が生じかけた。しかし伝統派が米国の支援を受け、リベラル派を退けた。立憲君主制への改革を唱えた「自由プリンス」の代表格タラール・ビン・アブドルアジーズ王子は政治から排除され、社会事業に専念した。その息子ワリード・ビン・タラールが、世界有数の富豪・投資家として知られる。サウジが揺らいだ時、イスラーム主義過激派やシーア派少数派を軸とした混乱シナリオがまず危惧されるが、グローバル経済に目を開いた「経済系王族」と、ジェッダを中心とした経済・文化活動で先進的なヒジャーズ地方が、前向きな改革要求で結びつくようになれば、新たな展開が生じるかもしれない。しかしこれはかなり先の話になる。
アルジェリアでは、ブーテフリカ大統領が2月3日に、19年間続いてきた非常事態令の解除を表明し、2月23日に内閣が実際に非常事態令を解除した。しかしこれらの施策で国民の不満が収まりデモの圧力が打ち止めになるとは、到底思えない。
■体制の「壊れ方」を左右する4つの論点
現象を巨視的に見れば、あたかもグローバル・メディア上に「政治市場」が成立し、「政治リスク」の高い国家が順にアタックを受けて価値が暴落しているような状態である。「リスク」要因とされるのは、(1)経済的自由化に政治的自由化が伴っておらず、(2)世代・階層・宗派・民族・部族等による社会・経済的断層が深まっている、といった点だろうか。
アラブ諸国では(1)と(2)はほぼすべての国が抱え込んだ問題である。エジプト政変の実例を克明に観察したアラブ諸国では、インターネットで口火を切って大規模なデモを行ない政権の打倒を最初から要求に掲げて圧力をかける抗議行動は、すでに各国の政治プロセスの最重要の要素として定着したと考えていい。今後しばらくの間、アラブ諸国の政治は、大規模デモを軸として、その圧力が社会と政治のどの断層に亀裂を生じさせるか、体制が崩れるなら「どちらの方向に」崩れるかが焦点となる。すなわち求心力のある民衆勢力が生じてとりあえず国民社会の統合が維持されるか、国民社会の中の宗派・民族・部族等の分断が進み相互の紛争に至るかの、分かれ目である。
そして多くの国で権威主義的・専制的な現体制が大幅な改革あるいは退陣を迫られる場合、新たな安定への移行過程と、新体制の受け皿がどこにあるのか、各国の中で、そして米国はじめ国際社会が、必死に模索する時期に入る。
各国の政権に大規模デモの圧力がかかった時、政権はどう反応するか。そもそもデモはどのように結集し、何を標的として、どのような手段で抗議を行なうのか。そして政権が回復不能なほどのダメージを受けるか、あるいは崩壊した後に、統治主体の役割を誰が引き受け、どのように統治するのか。
これらは、各国の政治・経済・社会状況によって異なるに違いない。必ずしも、エジプトやチュニジアと同じようにはならないだろう。ただし、最も厚みがあり文化的主導性があり、社会の「地力」というべき安定的基盤がある(と筆者は信じる)エジプトでの移行プロセスは、各国がやがては取り入れていく「モデル」となり得るので、注目が必要だ。
体制の「壊れ方」そして移行過程とその帰結を左右するカギとなるのは、次の4点であると考えている。
(1)中間層の厚みと成熟度
(2)国民統合の度合い
(3)政軍関係のあり方
(4)米国や国際社会との関係
(1)中間層の厚みと成熟度 政権に対する異議申し立てが、的確に秩序だって行なわれるか否かは、中間層の存在に由来するところが大きいと思われる。
ここで中間層として想定する人たちは次のようなイメージである。大学卒業以上の、ある程度高度な教育を受け、技術者や会計士や弁護士、ジャーナリストといった専門的職能を持つ。企業や官庁で給与を受けて生活し、活字媒体やインターネットによって外部世界との情報のやり取りもある。
そしてこの階層が一定の政治意識を持ち、市民社会の諸団体が組織され、活発な議論を交わすメディアが存在する場合は、政治的民主化の担い手となり得る。これを言いかえれば、中間層が存在するにもかかわらず、政治参加の回路が開かれていない場合は、政権に対する不満がどこか別の経路で、すなわち反体制抗議行動のデモとして表出される可能性が高まるということである。
エジプトはこの中間層の発達と成熟という点で、アラブ世界で最も進んでいると思われる。これは伝統的にエジプトが持つアラブ世界の中での文化的な主導性に由来するものの、中間層による市民社会活動への支援は、米国のセカンド・トラック外交(政府以外の主体による外交)の主要な要素でもあり続けてきており、エジプトでの革命は、米国の「草の根民主化」支援の成果と解釈することもできる(それを陰謀論的に理解するのは短絡だが)。
それに対して、湾岸の産油国や、リビア、イエメンなどで同様の中間層は育っているだろうか。ここには一定の疑問符が付く。バーレーンやリビア、そしてサウジアラビアのような産油国では、収入面では中間層に属す層は厚いものの、石油収入のばらまきに浴しているだけという性質もあり、教育や文化的な質の高い中間層であるかどうか、疑問がある。ただし中間層の成熟がここ数年で進んだという可能性は否定できない。急激な人口増加と世代交代が、社会の内実を変えている可能性もあるからだ。反政府抗議行動が、新たな年代・階層の台頭に裏打ちされたものであれば、長期的には安定する新体制確立に向けた真の「革命」となるだろう。現在起きている変化がそこまでの深い根拠を持ったものなのか否かは、リビアやバーレーンで高揚したデモ・抗議運動の今後の展開によって、明らかになる。
イエメンは1人当たりGDP(国内総生産)も950ドル程度と低く、国民の4割以上が1日2ドル以下で暮らす貧困層である。インターネットへの接続ができるのも国民の10%程度と見られており、エジプトや湾岸産油国と同等の社会条件があるとは考えにくい。しかしイエメンでは、チュニジアとエジプトの例から急速に学習しつつあり、タワックル・カルマン(Tawakkul
Karman)のような、既存の野党・反体制勢力とは異なる、市民社会運動に根差した人物が反政府抗議行動の指導者として頭角を現している。
すなわち、つい近年までの状況では、必ずしもこれらの国で中間層が拡大して成熟しているとはみなされていなかったが、慎重に事態の進展を見詰めながら、その認識を改める必要もあるかもしれない、というのが適切な現状認識だろう。新体制への受け皿作りの過程で、中間層の成熟が促進される(あるいは分裂して崩壊する)という展開も考えられる。いずれにせよ、各国で今すぐに現政権にとって代わる指導層が輩出する受け皿が存在するとは、前提にしない方が良い。
(2)国民統合の度合い 中間層の存在と密接に関係しているのは、国民統合の度合いである。地域や民族、部族や宗教・宗派によって社会が分断され、共通の国民意識と求心力が存在しない場合、デモの勃発が政権を揺るがし統制が緩んだ場合、「政権対国民」というきれいな対立図式に発展せず、地域や部族や宗教・宗派単位で分裂した「国民対国民」の内戦的状態に陥りかねない。
エジプトの場合は、エジプト国民としてのナショナリズムが以前から定着しており、部族的紐帯の影響力は、シナイ半島など辺境地域を除いて弱い。今回のデモではそれが大いに称揚された。エジプト・ナショナリズムに結集することで、年代・階層を越えた団結がなされ、政権打倒後も一定の自生的秩序が保たれている。デモに対する暴徒の暴力や、一時横行した略奪も、むしろ政府側が行なったものとして理解されている。
人口の1割程度のコプト教徒が宗教的少数派として存在し、その身分には不安定や差別の要素もあり、今年の新年のアレクサンドリアの爆弾テロで、宗教共同体間の紛争激化が危惧されていたところでもあった。しかし今のところ、エジプトのイスラーム教徒とキリスト教徒はムバーラク政権という「共通の敵」に対抗する「エジプト国民」として協調した。これは1919年や1952年の革命においてもみられた現象である。
この条件が、まさにバーレーンでは欠けており、人口の7割を占めながら従属的地位に置かれ疎外されたシーア派の感情がデモを覆っている。弾圧による死者を悼む声は「フセインよ!
フセインよ!」という、スンナ派による弾圧で倒れたイマーム(預言者ムハンマドの血を引くシーア派の宗教指導者)の名を叫ぶものだった。宗派による社会の分断のラインに沿ってデモが生じている要素があり、政権批判が宗派間対立をもたらしかねない危険性がある。
中東諸国に走る社会的亀裂——リビア、バーレーンの大規模デモで何が起きるか(3/3)
フォーサイト 2月25日(金)18時20分配信
リビアではデモはまず東部キレナイカ地方で広がった。デモが一致した国民意識に基づくものなのか、地域間対立や部族間対立に主に根ざすものなのかは、現在のところは判定し難い。従来の認識では、リビアは部族と地域による断層が深く、カダフィ一家こそがそれらの異なる勢力を巧みに分割統治してきたものと考えられてきた。いかに奇矯で不道徳な一家であっても、リビアを分裂させず安定させ、石油輸出を絶やさない、ということでカダフィ政権は英国・イタリアをはじめとした西欧・米国から黙認され、最近は珍重されてきた。
イエメンの場合も、1990年に統一した南部の再分離・独立運動や、部族による分断が、デモで政権が揺れる中で顔を覗かせている。
ただしこのような部族・宗派・地域による内戦の危険性は、中間層の拡大と成熟次第では緩和されるものであり、一定程度割り引いて考えておく必要もある。カダフィの次男サイフルイスラーム・カダフィは2月20日のテレビ演説で、まさに、エジプトとは違って、リビアではデモで政権が崩壊すれば部族間の内戦になるだけだ、と警告した。これは国民と国際社会に対する「内戦シナリオ」による脅しであり、政権が自らの有用性を主張するための言説に過ぎない可能性がある。ベンガジはじめ東部で発生した内乱が西部とトリポリに及んで国民が解放され独立する、というリビアの建国神話をなぞって各勢力が糾合していくか、あるいは東西の地域間対立が全面に出るか、進展は予断を許さない。現在は反乱軍が西部の多くの都市を制圧し、24日にはトリポリのさらに西に位置する都市アッ=ザーウィヤで激しい攻防戦が行なわれていると報じられているが、これが国土の統一をもたらす戦闘の一環なのか、果てしない局地戦の始まりなのか、現時点では判断し難い。個別の部族の武装勢力間の入り乱れた紛争に発展すれば、カダフィ政権に歯向かって国外追放されていたイスラーム主義過激派の流入・展開にも注意しなければならない。
地域や宗派や部族による社会的亀裂を越えたナショナリズムへの統合が進むか否かが、各国の反体制抗議運動の今後の展開を見る上での重要なポイントであることは疑いを容れない。
(3)政軍関係のあり方 政権が大規模デモによって崩壊の危機に瀕し、退陣要求を退けるには国民に銃を向けるしかないという状況に追い込まれた時、軍がどう動くかが事態の帰趨を決定づける重要な要因であることは、チュニジア、エジプトのいずれでも明らかになった。政軍関係の重要性は、その他の国の今後の展開でも、同様に重要になってくるだろう。
エジプトの場合、軍は理念の上でも、実態でも「国民軍」としての性質がある。将校クラスはエリートの士官学校を出た秀才で、末端の兵士は各地から徴兵されてくる。1952年の自由将校団クーデタを担ったのは当時の新興中間層で、地方の名望家の出身者が多かった。土着の中間階層が、外来の貴族階層を放逐して打ち立てた現体制の中核で、軍はエジプト社会に根を下ろしている。
この条件は多くの国で当てはまらない。湾岸産油国では軍は「政権の軍」であり、支配部族の兵力という根幹はそう簡単に改まらない。サウド家に顕著なように、王家・首長家は「征服王朝」であり、潜在的に軍の銃は国民に向いている。また、バーレーンやリビアやアラブ首長国連邦(UAE)のように、支配家族の支持基盤が十分に兵力を備えるほど人口的に規模が大きくない時、国民から将校や兵士を動員して国民軍として組織していくのではなく、外国人を傭兵として雇ったり帰化させて登用するケースがある。これらの軍はいっそう、政権と一蓮托生で、デモの圧力に徹底抗戦しかねない。
カダフィ政権の場合は、意図的に軍や親衛隊の部隊を分断し、相互に競わせてきた。軍の各勢力は部族に由来し、軍の統一性に欠ける。そのことが、早期に東部地域の統制が取れなくなった理由だろうが、首都の政権の崩壊と受け皿となる政権の成立には障害となる要因だ。関係正常化の過程で英・米で「開明派」ともてはやされてきたカダフィの次男サイフルイスラームと、近年急浮上しカダフィの国家安全保障補佐官となった4男ムウタシムの背後にそれぞれ別の軍部隊がつき、対抗関係があるとも言われる。
反体制勢力はカダフィがアフリカ諸国から傭兵を導入して弾圧に用いていると非難している。傭兵導入だけでなく、カダフィはアフリカ諸国の反体制勢力に資金や武器を供給して介入してきており、政権崩壊後の亡命先としても、欧米やアラブ諸国が拒否した場合は、アフリカの反体制勢力に加わるという可能性は捨てきれない。激動の中東情勢を日夜分かたず見つめる合間の、ちょっとした息抜きの想像に過ぎないのだが、変幻自在に国民と国際社会を翻弄してきたカダフィにとって、アフリカの奥に姿を消し、いわば「義経伝説」となることが、1つの望ましい最後なのではないかと思う。
カダフィという存在は、隣に生きていて活動していると非常に迷惑だが、遥か彼方で生きているか死んでいるかわからない存在となると、どこか懐かしさを感じさせる存在なのではないか(多数の人命が失われる事態に不謹慎だが)。英・米との関係改善のため、近年「猫を被っていた」カダフィが、22日の75分もの演説で、口汚い罵り言葉と反米・反イスラエルを連呼する様子を見て、リビア大使を務めたことのあるイギリスの老外交官は半ば嬉しそうに「昔ながらのカダフィだ!(vintage
Qaddafi !)」とコメントしていた。24日の国営テレビ演説では今度はデモをアル=カーイダとビン・ラーディンに扇動されたと主張するなど、常軌を逸した発言を繰り出しているが、しかしカダフィは通常でもこの程度の発言はしていたため、特に心境の変化があったかどうかは分からない。リビア政治にはカダフィ個人の奇矯な性格を含め、統一性のない社会の独特の要素があり、他のアラブ諸国と同列に論じることは適切ではないかもしれない。むしろ形態としては、サブサハラ・アフリカに多い、部族間の内戦とそれに伴う難民流出というパターンに似ている。
(4)米国や国際社会との関係 そしてこれらの要素を、事態の展開を見詰める米国政府も、克明に追いかけているだろう。米国はイスラエルを除けば、中東の諸国と強い価値的・精神的な紐帯はない。それは、このような激変期には、意外に簡単に政策変更をしかねないということである。状況次第で同盟国の政権を簡単に見離しかねないことは、エジプトのムバーラク政権への態度を1月末に急速に転換したことでも明らかである。
米国は中東に次のような戦略目標を持っている。(1)イスラエルの安全、(2)サウジ、湾岸アラブ諸国、イラク、イランの石油、(3)エジプトやスーダンやイエメンでの対テロ作戦、(4)イラン反米政権の封じ込め、特に核兵器開発阻止、(5)これらを担保するためのエジプトの安定、といったものである。
例えばバーレーンは対イランの橋頭堡という意味で不可欠であることは確かであり、急速な崩壊は望まないだろう。しかしもしバーレーンがシーア派主導の民主的な政体になるとすれば、それはイランの反体制勢力に影響を与えざるを得ない。現在の激動する中東情勢の中では、むしろ「逆シーア派ドミノ」でイランの政権を追い詰めることすら1つの選択肢として浮上する時期が来るかもしれない。
イエメンのサーレハ政権の対テロ作戦への協力についても同様で、サーレハ政権の存在がかえってテロリズム勢力の跋扈をもたらすという認識に達すれば、米国は意外に簡単に政権支持を撤回すると考えておいた方がいい。明らかに、米政権は大規模デモを基調として動く中東の現場の動向を見ながら、これまでの同盟国との関係を精査している。サーレハ政権はデモと米国の視線の双方から、強い改革圧力に晒されて、政権維持を図ることになる。
世界経済上、サウジアラビアが最重要なのは言を俟たない。サウジアラビアがそう簡単に揺らぐとは、多くの専門家が考えていないが、今回の中東の革命の連鎖は、ほとんどあらゆる専門家の予想を覆してきた。米国にしても、サウジアラビアが石油を安定して供給できないほど混乱すれば、サウド家の支配を無理に支える理由はどこにもない。逆に、イラン、イラク、バーレーン、そしてサウジアラビア東部州までの「シーア派の弧」を民主化して新たな同盟国とするような可能性も(ここまで来るとほとんどSFのような事態であるが)、10年の将来を視野に入れれば、あり得ない話ではない。ここのところの、たかが2カ月ほどで生じた変化の大きさからいえば、それほど荒唐無稽でもない想定である。
(終わり)
2011年2月25日金曜日
平成22年度専門図書館協議会イブニングセミナー(2011.2.23)藤澤聡子講師
「今回お配りした文庫本『ヒゲのウイスキー誕生す』は
資料室からご希望があれば送付可能です。
また、ウイスキーや竹鶴に関するセミナーも30名単位から実施可能ですので
ご活用ください。」
藤澤講師の講演に関連して、下記サイトをご紹介(時系列)
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・「バー読」 in Blender's Bar
http://www.nikka.com/world/bbb/library.html
***********************
・2010年4月8日「ニッカウヰスキー」と「丸善 日本橋店」とのタイアップ企画
ウイスキーと書籍のセット販売『"バー読"in My Room』を開催
http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0408.html
***********************
・2010年6月〜 労働組合本支店でAB本部を開始
アサヒビール ホン部
http://booklog.jp/users/abhonbu
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・2010年7月23日「ニッカウヰスキー」と「丸善」とのタイアップ企画第二弾
一般募集でウイスキーに合う本を選んだ『バー読大賞2010』
受賞書籍の2セットを販売
http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0723_2.html
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・2010年8月24日 NPO法人シブヤ大学 × アサヒビールのコラボレーション企画
「ウイスキー・ゼミ」を開催
http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0824.html
***********************
・2010年11月 図書館総合展でL1グランプリ出場
Liforms(リフォームズ)
http://www.toshokanshinko.or.jp/L1GP/2010/team6.html
***********************
・2010年12月9日 ニッカウヰスキーがiPad・iPhoneアプリ『バー読 IN MY ROOM』を開発
http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/1209.html
***********************
・2011年1月24日『ヒゲのウイスキー誕生す』を北海道内の図書館に寄贈
〜北海道立図書館において「ウイスキーセミナー」と「資料展示会」を開催〜
http://www.asahibeer.co.jp/news/2011/0124.html
***********************
・北方資料室40周年記念展示会「竹鶴政孝と北海道」を開催します。
北海道立図書館北方資料室
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/hoppo/news/qulnh00000001kv8.html
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・シブヤ"バー読"ナイト/シブヤ大学
http://www.shibuya-univ.net/bar-doku/
***********************
徹底的な自分の強みの探求が、社会において普遍的な強さに直結し、さらにはビジネスパーソンの成功の条件になる
"Work hard. Have fun. Make history."
会社が好きで、会社の成長を第一に考えることができる人は、会社の成長と自分の成長を同時に考えられている証拠
30代以降の成功している"すごい"人に交われば分かりますが、"すごい"だけでは人はついてこないのです。なぜなら、そもそも競争相手もみんな"すごい"人たちだからです。そこで差別化を図ろうとしても難しい争いになる。そうなってくると、人間としての価値が問われてくるのです。もはや「好き嫌い」になるということです。視野が広い、人脈が広い、趣味が広いというパーソナルな特徴がビジネスを拡大するうえでことさら重要になってくる
ヘッドハンターは新聞や雑誌、インターネットなどのメディアを見て、その会社で活躍している個人をきちんと調べている。つまり、いくら社内でがんばっていても、外部の人に見えていなければ意味がないのです。違う土俵=メディアに出て行かないと、掴めるチャンスも逃がしてしまう。
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日本では管理職も平社員もパートタイムのスタッフも一丸となって目標達成に向かうのは珍しいことではありません。これは海外では奇異にさえ映るでしょう。
日本企業には人を育てる仕組みや上下間のコミュニケーションなどさまざまなノウハウがあります。それなしでは日本の製品やサービスは生まれません。
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カリスマ店長の一言「トイレ、汚れてるから掃除しとけ。でもお前がやるなよ。バイトに任せろ。でも必ずお前がチェックしろよ」
マネジメントというのはこういう指示が出せること
*トイレ掃除というタスクを"do"と"check"に分け、前者をバイトに、後者を社員にやらせて経費と時間を無駄なく使わせる。人を上手く使ってレバレッジをかけ、儲けを倍増させる
*「トイレは重要だから絶対に汚くするな」。トイレがきれいだと女の子が来て、その女の子が客を連れてくる。要は商売の根幹!
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副交感神経優位の状態にするためのいちばん簡単な方法は、ふーっと息を吐くことです。息を吸うとき肺の周りの筋肉が硬くなったり緊張するのが分かります。息を吐くときには、筋肉が緩みます。
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誰も持っていないスキルを持つスタジオジブリのようなプロフェッショナル集団になるのか、もしくはアマゾンのようにお客を全部押さえてしまうか、
丸谷才一著『完本 日本語のために』新潮文庫
子どもに詩をつくらせたがる国語教科書。愚問、珍問、怪問続出の国語入試問題。日本語教育を難じ、未来を憂う、いまこそ読みたい決定版「国語」読本!
子どもに詩を作らせるな、文学づくのはよそう、分かち書きはやめよう、完全な五十音図を教えよう、正しい語感を育てよう……など、国語教科書をめぐる考察。愚問、珍問、怪問続出、ちんぷんかんぷんの国語入試問題批判。すでに歴史的名著といっていい日本語論のさきがけ『日本語のために』に『桜もさよならも日本語』を加えて新編集。いまこそ読みたい決定版「丸谷才一国語読本」。
発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-116911-8
C-CODE : 0181
整理番号 : ま-2-11
発売日 : 2011/03/01
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『桜もさよならも日本語』
單行本
1986年1月25日 發行
1986年2月10日 2刷
新潮社
ISBN4-10-320604-7
新潮文庫版
平成元年7月25日 發行
新潮社
ISBN4-10-116905-5
あとがきより:この『桜もさよならも日本語』は『日本語のために』の続篇ですが、前著同様、多種多様の話題をいろんな口調で論じた、雑然たる本になつてしまつた。(中略)乱雑といへば確かに乱雑かもしれない。しかし、わたしと日本語との関係はこれほど広汎で複雑で厄介なのです。多分あなただつて同じはずだ。そのことさへわかつてもらへれば、一冊の主題はずいぶん鮮明になると自負してゐます。
目次
1. 国語教科書を読む(朝日新聞)
1. 分かち書きはやめよう(1983年5月16日)
2. 漢字配当表は廃止しよう(1983年5月17日)
3. 完全な五十音図を教へよう(1983年5月19日)
4. 読書感想文は書かせるな(1983年5月20日)
5. ローマ字よりも漢字を(1983年5月23日)
6. 漢語は使ひすぎないやうに(1983年5月24日)
7. 名文を読ませよう(1983年5月26日)
8. 子供に詩を作らせるな(1983年5月27日)
9. 古典を読ませよう(1983年5月30日)
10. 話し上手、聞き上手を育てよう(1983年5月31日)
11. 正しい語感を育てよう(1983年6月21日)
2. 言葉と文字と精神と(中央公論社刊『国語改革を批判する』[日本語の世界16])
3. 日本語へらず口
* させていただく(新潮45+・1985年1月)
* 字音語考(新潮45+・1985年2月)
* 郵便語と鉄道語(新潮45+・1985年3月)
* 巨人の腹(文学界・1985年7月)
4. 大学入試問題を批判する(週刊朝日)
* 慶応大学法学部は試験をやり直せ(1976年4月16日)
* 小林秀雄の文章は出題するな(1980年5月16日)
2011年2月24日木曜日
「私、流しのライブラリアン」藤澤聡子さん講演会
(アサヒビール株式会社酒類本部 マーケティング第二部)
2011年に31歳になる。大分県臼杵市出身、図書館情報大学卒。2003年アサヒビール入社。
世田谷ものづくり学校第5期生。
■■Satoko Fujisawa (藤澤聡子) | Facebook
http://ja-jp.facebook.com/people/Satoko-Fujisawa/100001412205858
■■http://twitter.com/ulis99226
twitter自己紹介 「大分県生まれ。専門図書館司書を経てマーケティング部門に在籍。本をつまみにウイスキーを楽しむ"バー読"企画や社内に独自の本棚を作る"社内本部"など、大好きな本を仕事に持ち込む自称"本バカ"。目下の関心は、本を道具に場や人のつながりをつくるコミュニケーション。得意とするテーマは酒・組織・人。」
■■ブックコンシェルジュコース1期生(2008年9-11月)
http://www.schooling-pad.jp/alumnus/d007.shtml
■■若手ライブラリアンのワークショップ式登竜門 L-1GP
L-1GP 2010 出場、2位獲得(賞金20万円)
http://www.toshokanshinko.or.jp/L1GP/2010/team6.html
■以下活動紹介
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バー読:本をつまみにウイスキーに酔う|NIKKA WHISKY
http://www.nikka.com/world/bbb/
「バー読」 in Blender's Bar
http://www.nikka.com/world/bbb/library.html
ウイスキーと読書のコラボレーション(ニュースリリース) | アサヒビール
http://www.asahibeer.co.jp/news/2009/1021.html
バーでお酒を飲みながらの読書、「バー読」 | カレントアウェアネス
http://current.ndl.go.jp/node/15084
■本とウイスキーという、ありそうでなかった組み合わせ、半歩進んだ提案が世の中に受け入れられた。
文章を書いてお金を得るということにかなりの危機感をもった「記者」という職種の人たちが特に共感してくれて、記事に取り上げてくれた。
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「ニッカウヰスキー」と「丸善 日本橋店」とのタイアップ企画
ウイスキーと書籍のセット販売『"バー読"in My Room』を開催
〜本を読みながらウイスキーを楽しむ"上質な時間"を提案〜
ニュースリリース 2010年4月8日|アサヒビール
http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0408.html
丸善には酒類販売免許があった!(ワインを輸入していた。今回のために免許更新していただく)
「バー読」大賞受賞2作品とウイスキー、丸善日本橋店がセット販売開始
http://nihombashi.keizai.biz/headline/54/
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読書とジャズとウイスキーが楽しめるアプリ「バー読IN MY ROOM」が公開
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/12/14/092/
バー読 IN MY ROOM for iPad(リリース1週間で1万ダウンロード)
http://itunes.apple.com/jp/app/id396840105?mt=8
企業名は伏せて無料で品よく
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世田谷ものづくり学校
http://www.r-school.net/
スクーリング・パッド(黒崎輝男さんら名だたる有名人が関与)@廃校
http://www.schooling-pad.jp/
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"日本のウイスキーの父"ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の生涯を描いた書籍、
『ヒゲのウイスキー誕生す』を北海道内の図書館に寄贈
〜北海道立図書館において「ウイスキーセミナー」と「資料展示会」を開催〜
http://www.asahibeer.co.jp/news/2011/0124.html
企業活動ということで、公共図書館にも苦手意識があるかと思ったが、人脈を通じてアプローチ。
企業名は出さず「創業者と土地」ということでまとめたら好評。
図書館もメディアである。ぜひもっと使いこなしたい。
その第一歩として、創業の地、北海道を選んだ
アサヒにとってのメリット:失われゆく企業内資料の収集・組織化が進んだ
(企業ではアーカイブ活動はどうしても優先順位が下がりがちなので、アウトプット期限を明確化)
図書館にとってのメリット:入場希望者多数につき、別途DVD上映会でカバー!参加者には元社員の親族もあり、貴重な資料の提供あり
住民にとってのメリット:講演会・アーカイブ
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シブヤ "BAR-読"ナイト - シブヤ大学
http://www.shibuya-univ.net/bar-doku/
高橋源一郎の文章講座と、有山達也の装丁講座を経て
「10年後にウイスキーを飲みながら読みたい話」の冊子を作った
参加者がそれぞれ持ち寄った本を紹介し合う会が大好評で、毎回高倍率の抽選が・・
なぜそんなに「本を介して話す」ことの満足度が異様に高いのかは不明
朝読のように、ビジネス書を読むとか、自己啓発とかかっちりした目的があるわけではない、ゆるいお酒の場
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アサヒビール労働組合図書室
AB本部
「仕事に煮詰まったあなたへ、"思考のさんぽ"をテーマにした"社内本部"です。浅草のとある会社の労働組合がプロデュースする本棚のwebバーチャル版です。実際の本棚は本店16階で開店中。」
http://twitter.com/abhonbu
http://booklog.jp/users/abhonbu
労働組合執行委員として、本を介したコミュニケーション活動実施中。
古本回収・リクエスト本貸出(書き込みOK、持ち込みOK、記名貸出カード付)・ブグログ・twitter
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テーマ:「私、流しのライブラリアン。
〜組織で活かす"編集"と"プロデュース"能力
ニッカウヰスキーの バー読(どく) を事例に〜 」
技術情報室配属3年目の突然の商品開発部への異動。
とまどうライブラリアンが、その編集とプロデュースの力で提案した「本とお酒」の新しい関係。
ライブラリアンならではの視点から「本=情報」が紡ぎだす製品や人とのあらたな繋がりを追います。
日時 2011年2月23日(水)18:30〜20:30
会場 日本図書館協会会館2階 研修室
東京都中央区新川1−11−14 (地図は http://www.jla.or.jp/kaikan.htm を参照)
定員 45名(申し込み先着順)
参加費 3,000円 非会員:4,000円 学生:1,000円
主催 専門図書館協議会
http://www.jsla.or.jp/
講演後、質疑応答と試飲会あり
■平成22年度イブニングセミナー
専門図書館協議会では、図書館や情報センターなどに勤務する情報専門職の方、情報の探し方を
習熟されたい方、図書館情報学を学ぶ学生の方を対象とした夜間セミナーを開催しています。
今回は少し視点を変えたイブニングセミナーを企画しました。
図書館情報学から得た知識と企業ライブラリーでの経験を活かして、本を媒体に場や人のつながりをつくりだすコミュニケーションを仕掛けるなど、
"ライブラリアン"の活躍の場を拡げる藤澤聡子さん(アサヒビール株式会社)をお迎えします。
サービスの対象者を組織内から組織外へと広げ、ライブラリアンシップをピボットに、現在進行形のビジネスをお話しいただきます。
■フロアからの質問「アサヒビールは社会貢献部門がもともと盛んだが、そういった社風との関係は?」
回答「マーケティング部門の活動と、CSR部門の活動は別で、協力・連携はしていない」
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■講演会のお土産
■■『アサヒ 減肥ブレンド十六茶 PET490ml』
中国で親しまれている「減肥茶※」の発想をもとに、和漢16種類の健康素材をブレンドした健康ブレンド茶。「減肥茶」とは、中国江蘇省に起源を持つ健康ブレンド茶です。大妻女子大学の大森教授によると、減肥茶とは一般的に、烏龍茶、プーアル茶、緑茶などのカメリア属の茶と古くから食されてきた健康素材との混合茶です。「プーアル茶」「烏龍茶」「緑茶」を中心に健康素材をブレンドする減肥茶の発想をもとに、和漢十六素材をブレンドしたカロリーゼロのダイエット健康茶です。和漢十六素材全てポリフェノールを含んだ素材を厳選し、1本(490ml)当たり、190mgのポリフェノールを含んでいます。本商品はカフェインを含みます。「烏龍茶」「緑茶」「プーアル茶」をベースにブレンドしたことで、やわらかい渋みとスッキリした味わいに仕上げています。
パッケージには、十六茶ならではの価値として十六素材のブレンドをイラストで訴求しています。全体的に赤色を使用することでお茶のおいしさ感と目新しさを表現しています。
■■ニッカ 竹鶴ピュアモルトハイボール(350ml缶)[2010年11月2日 新発売]
「竹鶴ピュアモルト」の12年以上熟成したモルトウイスキーを使用し、ハイボールとしておいしく味わえるようにいたしました。やわらかな甘い香りが、ソーダによって軽快に香り立ち、後口に樽熟成したモルトウイスキーの豊かなコクと余韻が楽しめる、ピュアモルトハイボールです。」
※コンビニエンスストア限定販売
■■川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』|新潮社
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/7849800.html
オンデマンド版
http://www.shinchosha.co.jp/book/865195/
■■ニッカウヰスキー 仙台工場(宮城峡蒸留所)・北海道工場(余市蒸留所)案内パンフレット
■■本をつまみにウイスキーに酔う 文庫本カバー(紙製)
■■「Book tender 2」 チラシ
2011年、読書の旅 グラス片手に頁をめくる
期間限定ブックバー誕生。2月27日より、お酒と本と人が交感するブックバーが青山に期間限定で誕生。バーテンダーがお酒を薦めるように、個性豊かなブックテンダーが、それぞれの想いを込め、さまざまなテーマで本をお薦めいたします。お酒を飲みながら、ゆっくりご堪能ください。本から選んで、飲むカクテルを決めるブックテイルにも乞うご期待。青学西門通り、地下を降りたらそこは、本好きが集まるサロンに。
■■「バー読」ポストカード
http://www.nikka.com/world/bbb/
#bardoku
■■レジュメ(パワポ15ショットの打ち出し)
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■以下、講演内容(上掲の種々の活動報告も含む)
幼いころから大分県臼杵市にて図書館で働く女性に憧れて司書を目指し、
図書館情報大学に入学。
大学の授業開始より先にバイトを始めるような勉学態度。
司書になりたかったが、公務員試験は無理と民間(普通の就活)に転向。
アサヒビールに司書枠で入社(2003年)。
社内は高齢化しており、7年目31歳でも「下のほう」という位置づけ。
入社後は、営業と技術に分かれるが、守谷市の技術情報室(図書室)配属。
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先輩の論考:
企業の情報部門の現状と展望 : 求められる機能の変化と新ライブラリーデザインを中心に(<特集>企業の情報部門の現状と展望)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007504228
蔵書2万冊。ビールの図書館。全国9工場と研究者のレファレンスを受ける。
市場データも技術資料も。
電子ジャーナルの契約なども経験
3か月間、ビール工場の現場で作り方を学んだことも司書業務に役立った(利用者のニーズを実感)
(あとになってみれば、3か月外に出してくれた上司の配慮には感謝しているが、行かされていた時は「なんで私が」と意味不明だった)
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2005年、専図協資金援助により、米国専門図書館協会(Special Libraries Association、SLA)の
2005 Annual Conference - Torontoに参加
http://www.sla.org/content/events/conference/ac2005/index.cfm
「若手育成基金」による会議参加報告
2005年度SLA年次大会に参加して 藤澤 聡子
専門図書館 No.213 2005−III 、83ページ。
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帰国後、7月からの商品開発部(@成田)異動を聞かされ、現在に至る(部署名変更あり)。
(会議参加前から異動は決まっていたが、計らいで帰国直後に空港から電話すると通告された・・・。そのとき熱を出していたので悪い夢だと思った)
2002年にアサヒビール(株)、協和発酵工業(株)、旭化成(株)の酒類事業の譲受、マキシアム・ジャパン(株)の戦略的販売提携による、総合酒類新体制をスタートしており、2006年1月ニッカウヰスキー(株)と合併など、焼酎・リキュール・梅酒など多種類の商品を扱い、多数の会社文化がまじりあう刺激的な部署。
営業経験なしで、(営業実績を積んだ人が憧れて異動する)花形の「マーケティング部門」に来て「何ができるの?」ときかれ
「私は司書です」と答えた。建物・資料・使命なしの「司書」である自分に、なにができるのか、問われて必死に考えた。
夕方4時に泣きながら会社を脱走したことも。
5年間マーケティングを学べたことはとてもよかった。
手法や環境は日々刻々と変わるが、基本は「人・物・金」の動かし方
売上、という目に見える結果(単年度、ごく短いスパンで求められる)
2010年9月から、RTD(缶チューハイ)営業販促を担当。
ニッカシ−ドル
http://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/nikka/
シングルカフェモルト
http://www.nikka.com/products/index.html
カロリー50%オフ、紙パック入りの「やさしさ梅酒」
http://www.asahibeer.co.jp/yasashisaumesyu/
果実の瞬間
http://www.asahibeer.co.jp/k-shunkan/
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世田谷ものづくり学校で共有スペースに図書室を作ろうというプロジェクトを立ち上げて挫折
→このとき、「本を介して人をつなげたい」という自分の内なる欲求に気づく
組織がないのに、あちこちと交渉して物事を決める立場ってつらい・・・
→プレイヤーからプロデューサーへと転身、「仕事」として「発注」するようになれば回りだす
理想へのこだわりを捨てたらものごとが動き出した
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■商品開発者と司書の違い
情報の鮮度が命 ←→信頼度が大事
部分的でもいい ←→網羅性を重視
単眼的 ←→ 複眼的・多角化
世の中の変化、人の変化を敏感にキャッチ ←→ テクニカルにチェック、長期スパンで資料・情報を扱う
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■いま求められている「司書」的仕事
選書(雑誌における本の特集、ブックカフェや書評ブログの増加)
編集力(膨大な情報の取捨選択と組織化)
古代においては仏教、中世は茶道、明治期は語学が担っていた「現代人の知性」、今なら「編集力(集めて編む)」と言えるのでは?
世の中に必要とされることをしないと生き残れない!!
拡張現実(AR)ならぬ、「拡張司書」。
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■ウイスキーと読書の共通性
ジャンル=原酒のタイプ
一文字=一滴
選書=ブレンド
図書館=貯蔵庫
自分のペースでゆっくり楽しめる
(気の抜けたビールは飲めないが、高アルコール、香り高さゆえウイスキーなら氷が解けてもOK)
複雑な香味、風土・作り手・作られた時間に思いを馳せる
副交感神経刺激
想像力を働かせる
蘊蓄を語る
ブレンダーと司書は、ともに「人間性・創造性・テクニカルをもった相談者」
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優秀な頭脳は持ち合わせているため、担当業務についてはそれなりに格好のついた形にはなっている。しかし、全力で取り組んでいるというには程遠い。
2011年2月19日土曜日
東京新宿のカリスマ英語/英会話学校・NCC綜合英語学院
私達が教育者としてまず念頭に置くことは「落ちこぼれは絶対に作らない」ということです。
とある英語の手紙を正しく書けない人は、その書けない英文をどう頑張ってみても話せる筈がない — 考えてみれば当然のことです。よって、書けなければ話せない!
書けるようになるために必要なものは? — 語彙力と文法力
同じ英作文でも筆記と口頭とではスピードが全く異なります。筆記の英作文ではじっくり考えながら英文を作る時間が取れますが、「口頭英作文」即ち英会話では、目の前に話し相手がいる以上、そうは出来ません。つまり、英会話では、頭の中で瞬時に英文を作りそれを瞬時に口から発するという、猛スピードの「口頭英作文」が要求されるのです。しかし、このスピードアップが大変困難で、このことが流暢に英語を話せない要因となるのです。
生徒が話した英文に誤りがあれば、日本人講師は即座にそれを訂正しながら、中学・高校で習うような文法や語法、英作文技術等を全て体系的に指導します。生徒は説明を聞いて理解すれば、間違えて話した英文をすぐに言い直し!それにまだ誤りがあれば、講師はまた即座に指導し、生徒はまた素早く言い直し!それでもまだ出来なければ、さらにまた指導を受けて言い直し!素早く言い直し…。生徒が自ら完全に英文を作って流暢に話せるようになるまで言い直し。英語に対する頭の回転を向上すべく猛スピードの特訓です。
さらに、初心者は「英会話文法」、中級者以上は「通訳・同時通訳理論」を習って、また何度も口頭練習を繰り返す。完全に出来るまで妥協なく猛スピードで繰り返す…
http://www.ncc-g.com/page2.html
fumiyaがラジオでかけた曲
Sometime Samurai feat. Kylie Minogue / TOWA TEI
why/Organized Konfusion
Never Know / Jack Johnson
2011年2月18日金曜日
2011年2月15日火曜日
「健康的な生活を送っていれば妊娠できる」という考えが誤りだと正しく答えられた日本人は28.7%
妊娠に関する意思決定調査
妊娠に関する意思決定調査のリンクにクリックいただきありがとうございます。
私共では、受精や子供を持つ意思決定を理解することに関心があります。
現在の時点で結婚している方や配偶者と同居している方で、6ヶ月以上積極的に
妊娠しようと試みている男女の方々 (年令18才以上) を募集しています。
質問内容に回答したくない、研究には参加したくないとご希望の場合には、いつ
でも回答を打ち切っていただいてかまいません。
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妊娠に関する意思決定調査へのご参加にご同意いただきありがとうございます。
本プロジェクトの目的は妊娠および子供をもうける努力に関する意思決定について理解を深めることです。妊娠とは受胎能力、つまり女性が妊娠し、男性が父親になる能力を意味します。
本調査は5つの部分に分かれ、背景(年令、最終学歴等)、現在の健康状態(喫煙等のライフスタイル習慣)、親となる考え(赤ちゃんを持とうという決定に影響する要素等)、受精の知識と不妊医療サービス(医療援助の受け方等)についてお伺いします。例えば、どのくらいの期間妊娠しようとしているかなど、かなり個人的な質問も幾つかあります。今回の調査には様々な社会的・個人的状況の方にご参加いただいているため、こういった質問も求められており、意思決定に影響する要素をより良く理解する一助とさせていただきます。
これは国際的な調査です。従って質問の内容や回答の評価尺度は多くの国々の人達に理解してもらえるように作成されています。
質問ではすべて、あなたご自身の状況、考え、気持ちに沿った回答を選んでください。正解や誤答はありません。本調査は匿名ですので、回答から遡って回答者を割り出すことはできません。
この調査票の中にはお名前を入れないでください。
本研究はカーディフ大学心理学部倫理委員会の倫理的承認を受けています。本プロジェクトに関しての問合せは、研究責任医師であるジャッキー・ボイヴィン博士Dr.
Jacky Boivin (Boivin@cardiff.ac.uk)にお願いいたします。
受精および親になる努力に対する意思決定に関する重要な国際プロジェクトに
ご参加いただき誠にありがとうございます。
本研究は英国カーディフ大学の「カーディフ妊娠研究」が実施しています。
調査内容はジャッキー・ボイヴィン博士(「カーディフ妊娠研究」の研究主任)が作成し、
メルク・セローノ・インターナショナル社の協賛を得ています。
本プロジェクトはメルク・セローノ・インターナショナル社がスポンサーです。
Prof Jacky Boivin@Cardiff University merck serono
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この重要な調査に貴重なお時間をいただきありがとうございます。
妊娠するために医学的助言を仰ぐことは多くの方々にとり有益です。しかし助言を仰がず、医学的援助や必要な治療を受けていらっしゃらないご夫婦も多いのです。私達は、医学的援助を受ける事の是非について皆様のお考えやその理由について興味を持っています。特にうまく妊娠しない場合の、医学的助言や治療を仰ごうという皆様の意思について関心があります。禁煙しようという決定や、毎日運動し始めよう(もっと運動しよう)という決定のような健康に関する分野において、人々が行動を変え、新しい行動を取り入れ、意思決定を予測し理解するためには2つの理論が用いられています。医学的治療についての個人的信念、医学的治療が何を達成できるのかについての個人的評価、近親者の考え方や価値観が、医学的助言を仰ぐか仰がないかに影響を持つということを、これらの理論は予測します。また、段階的過程を通して意思が決定されるということを示す他の理論もあります。そういった理論では、新しい行動をうまく取り入れるためには、個々人が各段階を踏んで進まなければならないと予測します。各段階を踏む時間の制限はなく、他の人よりも段階を進むのが早い人もいるでしょう。うまく妊娠しない時になぜ医学的助言を仰がない人がいるのか、それらの理論により説明づけられるかもしれません。
再度、ご協力いただきましたことを感謝いたします。ご自身に関する個人的な質問も幾つかありましたがとても重要な内容であり、ここでご回答いただきましたデータはすべて匿名で扱うことを確約いたします。
クリニックにご提供いただきました調査結果をまとめ次第、結果の概略を作成いたしますので、より詳しくお知りになりたい方は、後日クリニック待合室の掲示板をご覧になって下さい。
妊娠健康問題や医学的妊娠ケアについてもっとお知りになりたい場合には、以下のウェブサイトをご参考になってください:
http://www.fertility.com/
http://www.icsi.ws/
http://www.startingfamilies.com/
ご自身の健康について何らかのご懸念をお持ちの場合には、ご自分の主治医や近所の開業医にご相談ください。
また、本研究に関するご質問は以下の研究責任医師までお願いいたします:
Dr Jacky Boivin
School of Psychology
Cardiff University
Tower Building, Park Place
Cardiff, Wales
CF10 3AT
boivin@cardiff.ac.uk.
ジャッキー・ボイヴィン博士は生殖健康の心理社会的側面に興味を持っています。ストレスと妊娠の関係、妊娠問題に対する感情的反応の違いが男女間であるのか、カウンセリングは妊娠問題への対処を助けるのか、不妊治療で生まれた子供達がその後どのように発達するのか、その他数多いテーマに関して、当分野で多くの試験を実施しています。本研究は世界中の多くの国々の女性にご協力いただき実施されています。本研究についてはカーディフ大学心理学部のボイヴィン博士のウェブサイトに掲載した発表レポートをご参考ください。
http://www.cardiff.ac.uk/psych/home/boivin/indexmain.html
本研究はカーディフ大学心理学倫理委員会の倫理的承認を受けています。本研究についてもっとお知りになりたい場合、本調査について何らかのご意見やご懸念をお持ちの場合には、心理学倫理委員会事務局までご連絡ください。(e-mail:
psychethics@cf.ac.uk または +44 (0) 2920 874007までお電話ください).
2011年2月14日月曜日
児童養護施設から社会へ巣立つ子どもたちを応援するNPO法人ブリッジ・フォー・スマイル
自立支援
社会に巣立つ子ども達が健全に自立できるよう支援します。
啓発活動
子ども達を取り囲むこの社会全体が児童養護への関心を高めるよう活動します。
施設支援
子ども達を育てる施設が子ども達によりよい環境を提供できるよう支援します。
寄付のお願い
http://www.b4s.jp/kihu.html
ボランティア参加方法
http://www.b4s.jp/volunteer04.html
『面白法人カヤック会社案内』
http://www.kayac.com/vision/message/
「つくる人を増やす」
http://www.kayac.com/vision/
面白法人カヤック会社案内
柳澤大輔著
経営理念-つくる人を増やす。異色のネット企業で実践!「社員が10倍楽しく働く職場」。
* 代表ごあいさつ-「ずっと」楽しく働いてこられた理由
* 経営理念-社員全員が暗唱できなければ意味がない
* 行動指針-サイコロで給料決めてます
* 沿革-1998年、資本金3万3000円でスタート
* 事業内容-「絵の測り売り」から「どんぶりカフェ」まで
* 戦略-ユニークであり続ける仕組みを持っています
* 財務-上場するかどうかはわかりませんが、全部見せます
* 組織・採用-あなたのつくったもの、見せてください!
* CSR活動-本来はこういうことですよね?
* 事業所一覧-フィレンツェと静岡に支社があります
* お客様の声-はっきりいって褒めすぎです
* 解説 理念経営の新世界
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/6911911.html
『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』(原題:The Shallows)
【名】
浅瀬{あさせ}◆通例shallows
【形】
1. 〔物理的{ぶつりてき}に〕浅い、奥行きのない◆【反】deep
2. 〔人(の言動{げんどう})が〕浅はかな、浅薄{せんぱく}な
3. 〔議論{ぎろん}などが〕底の浅い
本書の中の印象的な言葉を抜き出してみよう。
* (マクルーハンが言うように)長期的に見れば、われわれの思考や行動に影響を与えるのは、メディアの伝える内容よりも、むしろメディア自体である。(p.11)
* わたしはいま、以前とは違う方法で思考している。(略)かつては当たり前にできていた深い読みが、いまでは苦労をともなうものになっている。(p.16)
* (タイプライターのユーザーであったニーチェの言葉)「執筆の道具は、われわれの思考に参加するのです」(p.36)
* (脳の可塑性に触れ)神経学的に言えばわれわれは、自分の考えるものへと変化するのだ。(p.54)
* テクノロジー決定論と、道具主義者(インストゥルメンタリスト)の論争。(p.72)
* ハイパーリンクは、われわれの注意を惹くようデザインされている。そのナヴィゲーション・ツールとしての有用性は、それが引き起こす注意散漫状態と切り離せない。(p.130)
* ツイッターなどのマイクロブログ・サーヴィスを用いて神からのメッセージを交換するために、ラップトップやスマートフォンを礼拝に持ち込むよう勧めるアメリカの教会も増えている。(p.139)
* 精神に変化を与えるテクノロジーのなかで、アルファベットと数字を除けば、ネットは最も強力なものである。どう少なく見積もっても、書籍以降に登場したテクノロジーのなかで最も強力なものであうと言えるだろう。(p.165)
* (ラリー・ペイジの言葉)グーグルの究極ヴァージョンは、人工知能になるでしょう。(p.238)
* (サーゲイ・ブリンの言葉)世界中の情報を自分の脳に直接貼り付けたら、あるいは、自分の脳よりもスマートな人工脳をもつことができたら、ヒトは間違いなくいまよりよくなります。(p.238)
* ウェブは、忘却のテクノロジーである。(p.266)
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毎日新聞 2010年8月22日 東京朝刊
今週の本棚:養老孟司・評 『ネット・バカ』=ニコラス・G・カー著(篠儀直子訳)(青土社・2310円)
◇脳が道具を作り、道具が脳を変える
当然のことだが、著者はネットを使うとバカになるとか、それはどういう種類のバカなのかとか、そんなことを書いているのではない。著者自身、この本を書くために集中しなければならなかったから、ボストン郊外からケータイの通じないコロラドの山中に引っ越した。ツイッターもやめたし、ブログもやめた。そうしないと、本が書けなかったからである。むろん書くだけではない。読むという面からすれば、ネットを常用していると「深い読み」ができなくなる。それは著者だけの体験ではない。
ネットという知的な道具は、われわれの脳を変える。しかしいったいどう変えるのか、その結果、社会にどういう影響を及ぼすか、本書の主題はそれである。もともと著者の専門は英文学ということだが、脳科学や心理学にまでわたって、きちんと解説している。
全体は十章で、一章は著者のネットに関する履歴の紹介、二章は脳の可塑性である。脳は活動によってたえず変化している。「思考は脳に物理的影響を及ぼす」。特定の知的活動をやめれば、それに関(かか)わっていた脳の部分は、別な活動に乗っ取られる。脳の中はいわば「多忙者生存」である。
三・四章は古くからの知的テクノロジー、つまり文字と本とが人に与えた影響を扱う。グーテンベルクの発明の後に、なにが起こったのか。たとえば英語の語数は千から百万の単位に跳ね上がったという。五章はネットと従来の印刷物の関係である。六章はネットによって本がどう変化し、どう変化するだろうかを語る。
七章がネットによる脳の変化を総説する。脳の可塑性に関する現在の知識からすれば、脳の回路と機能を強力かつ急速に変化させる刺激とは、まさにネットが供給する刺激なのである。好むと好まざるとに関わらず、ネットに触れればしばしばネット漬けになる。この刺激はおそらくたいへんに強いから、脳の他機能を押しのけてしまうかもしれない。
ネット使用者の脳は、読書の時よりも広範に活動している。それなら高齢者が脳活動を活発に保つには、とくに有益かもしれない。ただし脳を広く使うことが、本当にいいかどうか、話は簡単ではない。たとえば高齢者は歩くときにも若い人より大脳をよく使っている。筋が弱って、従来の動きではうまくいかないから、頭を使わざるをえない。それで上手に歩けるかといえば、そうではない。
ネットを使うと、決定や問題解決を行う前頭前野がよく活動する。ところがそのこと自体が、今度は深い読みなど、集中を持続する必要のある機能の邪魔になってしまう。読書は脳をネットより少なく刺激する。「注意散漫を除去し、前頭葉の問題解決機能を鎮める」から、「熟練した読書家の頭脳は落ち着いた頭脳であり、騒々しい頭脳ではない」。むしろ「より多くの情報は、より少ない思考活動につながる」可能性がある。
八章ではグーグルが対象となる。書き出しは産業革命の哲学者というべきフレドリック・テイラーである。テイラーの考えた「システム」は効率第一だった。だから工業生産はいまでもそうなっている。そしていまは「コンピュータ・エンジニアやソフトウェア作成者の力が増大しつつあるため、テイラーの倫理は、精神の領域をも支配しはじめている」。グーグルの本部は「インターネットの高教会である。その内部で執り行われている宗教はテイラー主義」なのである。それはデータ第一主義であり、すべてを量に換算し、数値の世界に生きる。人の思考と労働の最初のゴールは効率であり、人の判断は曖昧(あいまい)で信用できず、技術的計算のほうが勝り、計量できないものは存在しないか、無価値である。
グーグルの究極の目標は人工知能である。人工知能によってわれわれの現在の脳を補完すれば、人は間違いなくいまよりよくなる。グーグルの創業者たちはそう語った。これに対して著者の結論はこうである。「憂慮すべき点は、人間を上回る思考能力を持った、驚異的にクールな機械を作りたいという彼らの少年のような欲望ではなく、そのような欲望を生み出した、人間の精神についての彼らの偏狭なイメージなのである」
九章は記憶を扱う。「コンピュータに記憶を預ける」、アウトソーシングするというのは、よくいわれる。しかしこれは記憶とその脳機構を知れば、成り立たないとわかる。われわれの記憶と、コンピュータに蓄積されるデータは違うに決まっている。記憶は変化する脳に合わせて絶えず変化している。
最終章は結論である。「ソフトウェアが賢くなれば、ユーザーはバカになる」。じつはそれはだれでも知っているはずである。道具を丈夫にすれば、人間が壊れる。学生実習に壊れにくい、つまり丈夫な機械を使っていると、学生の機械の扱いが荒くなる。「われわれは道具を作る。そしてそののち、道具がわれわれを作る」
ネットは脳を大きく変える。それにどう対処するか、それはネット使用者すべてに与えられた重い課題なのである。
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黒岩比佐子『古書の森逍遙 明治・大正・昭和の愛しき雑書たち』工作舎¥3,360
[評者]穂村弘(歌人)
■昔の本から新しい「今」を切り開く
色々な雑誌の最新号を読む度に面白く思う半面、微妙に不安な気持ちになる。それによって、自分が「今」から遅れている事実を確認させられるからだ。しかも、そんな風に外から一方的に教えられている限り、最新号を読み続けても、永遠に「今」には追いつけないことになる。
本書は著者が古書展に通い詰めて、主に明治や大正期の雑誌や実用書を買いまくった記録である。数百円で買ったものが多いとのことだが、興味深い記事が数多く紹介されている。
明治期に無銭絶食旅行が流行(はや)っていたとか、関東大震災後に上野公園の西郷さんの像には行方不明者を求めるビラが無数に貼(は)られたとか、新聞各社では一九六〇年代まで伝書鳩(でんしょばと)を使って写真を運んでいたとか。
また『家庭辞書』の「接吻(せっぷん)」の心得についての頁(ページ)が、前の所有者の手で折られていたというのも古書ならではの逸話だ。
前述のように、雑誌の最新号をみると自分の遅れを意識するし、ちょっと古い号をみると逆にこちらの方が進んでいるように感じる。では、明治や大正の記事をみると、圧倒的に自分が進んでいるように思うかというと、必ずしもそうはならないところが不思議だ。
例えば「近頃欧羅巴(ヨーロッパ)では、手の爪(つめ)に写真を撮影(うつ)すことが発明され、それが米国までも伝はつて昨今非常に流行して居るそうです」って、一体どういう技術なんだろう。昔というよりも未来の出来事のようだ。
この他にも新旧の単純な比較を絶する記事が多くみられる。もしかすると、私が感じていた「今」とは、現在を中心にせいぜい前後数年単位の幻のようなものだったのかもしれない。
著者は大昔の雑誌を買いまくり読みまくることを通じて、独自の関心領域(伝書鳩、村井弦斎、お嬢さまなど)を見出(みいだ)している。さらに、それらをテーマにした本を書くことで、世界に新しい「今」を切り開いているのだ。
読者である私はそのプロセスを味わうことで、本当の「今」とは外からの情報として到来するのではなく、自分自身の裡(うち)に生まれることを教えられた。
2011年2月9日水曜日
日銀考査
日本銀行は「銀行の銀行」として銀行・証券会社など金融機関と預金・貸出取引を日々行っており、窓口を通じて取引先金融機関の資金繰り・与信活動の状況の把握につとめている。そのほか日銀は取引先金融機関との約定に基づき、日銀職員が適時、当該金融機関を訪問しその業務と財産の状況について実態調査を行っている。これらの調査を総称して日銀考査とよぶ。
旧日本銀行法では日銀考査の根拠規定はなく、日銀と取引先金融機関との契約によって行われていたが、改正日本銀行法(1998年4月施行)では第44条に明文化された。一般に日銀考査と金融庁検査局の検査(大蔵省時代には大蔵省検査といわれた)はしばしば同一視されることがある。金融庁の検査は、銀行法25条によって金融機関の法令違反をチェックする点に重点が置かれる。これに対して日銀考査は、金融機関が健全経営を行っているかどうか、日銀の金融政策の効果が個々の金融機関の行動に浸透しているかどうか、その実態と問題点を調査し、金融機関を指導することをねらいとする。
日銀法改正の審議の過程において、金融機関側から当時の大蔵省検査と日銀考査は二重の負担であり、その軽減を求める意見が出された。しかし大蔵省検査と日銀考査は目的・手法が異なること、また金融機関の経営破綻(はたん)が発生している状況からみて、両者は実施時間等について互いに調整する必要はあるものの、従来どおり両者によるダブル・チェックが行われることになった。
2011年2月7日月曜日
倉敷味工房 塩ぽんず360ml600円
■ 食材の旨味を生かす瀬戸の本塩
古来、塩田の栄えた瀬戸内の海塩をベースに自然の風味と酸味に優れた、高知産のゆず果汁、徳島産のすだち果汁をたっぷりと使用し、かつおとこんぶの旨味を効かせました。まろやかな塩味とさわやかな果汁の酸味が、料理の味を引き立てる新しいタイプの調味料、塩ポン酢です。
■内容量 360ml
■原材料 柑橘果汁(ゆず すだち) 砂糖 醸造酢 塩 風味原料(かつお こんぶ)酒みりん 酵母エキス
■用途 食材そのもののあじを損なわない調味料です。上質の牛肉、新鮮な魚介類、野菜にはおすすめです。あっさりと、すっきりした味で食材そのもののおいしさを引き立てます。鍋物、焼肉、しゃぶしゃぶ、魚介の焼物等にご使用下さい。
■賞味期限 製造日より1年
■保存方法 直射日光を避け、常温で保存。開封後は冷蔵庫で保存して下さい。
■栄養成分 成分表
栄養成分表示 100gあたり
エネルギー 42kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0g
炭水化物 8.2g
ナトリウム
(食塩相当量) 2200mg
5.6g
会社名 倉敷鉱泉株式会社
本社所在地 〒710-0052 岡山県倉敷市美和2丁目7-17
TEL (0120)21-6020 フリーダイヤル (086)422-6020
FAX (086)422-6019
代表取締役 石原信太郎
資本金 10,000,000円
製造品目 ラムネ、調味料
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