information about books, library technology and so on.

2010年6月1日火曜日

OECD iLibraryとOECD.Stat 効果的な使い方実例

高橋 しのぶ. "OECD iLibraryとOECD.Stat 効果的な使い方実例". 情報管理. Vol. 53, No. 3,
(2010), 145-154 .

著者抄録] 経済協力開発機構(OECD)は世界最大のシンクタンクとして,他の国際機関に先駆けて,充実したオンライン・ライブラリー・サービスを提供している。このたび,OECD
iLibraryという名称で一新したオンライン・ライブラリーと,統計データベースOECD.Statの効果的な使い方を,OECD東京センターに寄せられた質問を例に挙げながら示すとともに,実際にご購読いただいている日本とアジアの大学でOECDのデータベースがどのように受け止められ,利用されているかを紹介する。
[著者付与キーワード] OECD, 経済協力開発機構, OECD iLibrary, OECD.Stat, 国際機関, オンラインデータベース

http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/53/3/53_145/_article/-char/ja

2010年5月29日土曜日

2010/5/23(日)に掲載された書評より

■絵本の子どもたち 14人の絵本作家の世界
水声社 寺村摩耶子著 価格:¥3,675
評 川本三郎(評論家)

紹介される絵本作家は十四人。片山健、長新太、スズキコージ、井上洋介、荒井良二、飯野和好、たむらしげる、宇野亜喜良、酒井駒子、沢田としき、谷川晃一、島田ゆか、南椌椌(くうくう)、木葉井(きばい)悦子。著者は、絵本を批評したり分析したりするよりも、こんな面白い絵本がある、こんな凄(すご)い絵本があると、自らのわくわくする感動こそを語ろうとする。自身が子供のような読者になっている。取り上げられる絵本は二百冊を超える。


■グーグル秘録 完全なる破壊
文藝春秋 ケン・オーレッタ著 土方奈美訳 価格:¥1,995
評 松原隆一郎(東大教授・社会経済学)
http://bunshun.jp/pick-up/googled/


■労働時間改革 日本の働き方をいかに変えるか
日本評論社 鶴光太郎、水町勇一郎、樋口美雄著 価格:¥3,675

http://www.rieti.go.jp/jp/publications/archives/035.html


■共感の時代へ
紀伊国屋書店 フランス・ドゥ・ヴァール著 柴田裕之訳 価格:¥2,310
評 佐倉統(東京大学教授)

動物行動学の最先端を行く著者によれば、他者のことを思いやり、他者のために行動しようとする性向、つまり共感は、人間だけでなく、他の動物にも広く見られる能力である。本書は、れっきとした科学書でありながら、心温まるエピソードで溢(あふ)れており、読者は、ディズニーの世界に足を踏み入れたかのような感動を覚えることになるだろう。
 本書には、現代の人間に向けられたメッセージもある。共感は人類が歴史に登場するよりもはるか昔に存在していた。そして、共感の進化史の末端に人類がいる。言いかえれば、人間とは共感の能力が最も進化し、高度化した種である。著者は、私たちに、この能力の堅固さと重要性に気づくよう訴える。

■さよなら絶望先生(既刊20巻 マンガ)
講談社 久米田康治著 価格:¥420〜
評 高山宏(国際日本学・明治大学教授)
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000000196

自分で行動して、取材して、まとまった文章にして何かを伝えて世の中変えよう

ファクトではなくオピニオン系の人は、いっぱいいる。ブログで文句言ってるだけの「ガス抜き」な人は、たくさんいる。でも、事実を自分の手で発掘するために役所につっかかったり情報公開請求出したり、はしない。どこかで「誰かがやってくれる」と思ってるのが日本人。自分の仕事じゃない、と思ってる。

「正規・非正規均等待遇」の法制化、重い罰則付き。これが本丸、本質的な問題解決である。

均等の意味は、雇用保証(解雇のしやすさ)、福利厚生(年金、保険)、労働時間で差別してはならない、というオランダ方式にするのがよい。正社員とか非正規社員とかいう概念を、完全になくしてしまう。これで正社員の既得権を弱めて、非正規の権利を強めることになる。

2010年5月28日金曜日

『八八歳レイコの軌跡 原子野・図書館・エルダーホステル』

# 単行本: 251ページ
# 出版社: ドメス出版 (2008/07)
# ISBN-10: 4810707075
# ISBN-13: 978-4810707076
# 発売日: 2008/07

レイコは、1948年長崎県庁のCIE(連合国軍の民間情報教育局)図書館に採用され、ライブラリアンに「天職」を見つける。1950年結婚して大阪へ。大阪CIE図書館から請われて働きはじめ、講和条約発効にともなって、CIEは1952年アメリカ文化センター(ACC)となる。子育て(3人の男児)のため退職したが、37歳でACCに復職し、ワーキングマザーの生活に奮闘しながら、「情報を求めてきた人を素手では帰さない」と、レファレンスワークに、ライブラリアンのキャリアを磨く。子育てと仕事を両立させる奮闘記も思わず引き込まれる記述である。40代で「マイウエイ発見」、司書補の資格、英語検定1級、通訳案内業務試験にもエネルギッシュにチャレンジして合格。

 1969年には、3ヵ月の海外研修(ワシントン)も受け、世界のライブラリアンと共に学ぶ。1984年には「女性と図書館・ネットワーク」(FLINT)を立ち上げ2002年の解散まで活動。1984年、日本図書館協会全国図書館大会で、「インフォーメーション・スペシャリストとしての情報サービスの提供と、関西地区の図書館間交流の推進」を表彰される。

田中純氏の大学教育の検討課題(おもに人文系の大学院を想定)

現状でまず検討すべきは、アカデミアの教育に汎用性をもった能力(論理的思考、メディアの批判的リテラシー、討議力など)の育成を意識的に組み込むことだろう。人文系に限れば、論文を書くための最低限の条件は、ごく一般的なリサーチの技術やそれによって得られた情報を要約・編集して論理的かつ説得的に構成する能力のはずなのに、その部分が多くの場合には経験則にしかなっていない。従って、汎用性をもった能力としては教育されていない。

連載 セイレーンの誘惑│南イタリア、神話の呪縛圏(1)─田中純

pp.354-385 連載 セイレーンの誘惑│南イタリア、神話の呪縛圏(1)─田中純
Series: Seduction of Sirens: South of Italy, Enchanted Realm of
Mythology 1─Jun Tanaka

『SITE ZERO/ZERO SITE』No.3
「特集=ヴァナキュラー・イメージの人類学」
(責任編集:田中純/特集企画:門林岳史|B6変形/全392頁/2,200円[送料・消費税込])

このブログ「mixed」内を検索

Archives

Aufzeichnungen zu Franz Kafka (1883-1924)