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2010年4月22日木曜日

動画 長尾真紹介

自然言語処理・機械翻訳の分野、及びパターン認識・画像処理の分野の研究において多大の業績を挙げた長尾真さん。長尾さんは、機械翻訳の研究を推進し、科学技術論文の抄録の日英、英日翻訳システムを完成・実用化させた。これは、今日の多くの企業における商用の機械翻訳システムの基礎となっている。さらに、機械翻訳に用例を用いる新しい翻訳方式を提案し、その後多くの国の機械翻訳研究に大きな影響を与えた。長尾さんの研究は、日本のコンピュータの歴史でもあった。「人はなぜ言葉が話せるのか。」このプロセスをコンピュータに真似させることは出来ないかと考えて始まった言語習得プログラム。しかしその研究はそう簡単なものではなかった。パターン認識の分野では、オートマンモデルを用いた手書き文字の認識方式を提案し、初期の郵便番号読み取り装置に使われた。また、世界に先駆け行った画像認識の研究は、画像処理にフィードバックの概念を導入して顔写真の解析認識を行い、更にリモートセンシング画像などの解析に黒板モデルを導入し、人工知能的手法による画像処理にも多くの業績を挙げた。そして、2005年日本国際賞を受賞した。この番組は、頭脳活動の再現を夢見て生まれた長尾さんの信念の物語です。

サイエンスチャンネル 番組
永遠のフロンティア〜人間を見つめた情報学〜 情報学者 長尾真
http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=I050607&i_renban_code=002

「多言語世界の扉を開く翻訳技術 —人間の翻訳と機械の翻訳は何が違う のか?—」

平成22年度市民講座 第1回

* タイトル:
「多言語世界の扉を開く翻訳技術 —人間の翻訳と機械の翻訳は何が違う
のか?—」
* 概 要:
コンピュータはどこまで人間の言葉を翻訳できるのでしょうか?
先端技術を用いた機械翻訳の具体例を紹介しながら、機械翻訳の背景にあ
る考え方と人間の翻訳との違いや共通性、そして人間がより良く翻訳するための
アイディアをご紹介します。
* 講 師:影浦 峡(東京大学教授)
* 日 時:2010年6月3日(木)19:00〜20:30 (講義・質疑応答)
* 会 場:学術総合センター 2階一橋記念講堂

おいしいマカロン

ラデュレ - Bienvenue sur le site de LADURÉEに続いて・・

レ・トラス ドゥ マ | Les Traces de MA
http://lestracesdema.cart.fc2.com/

東京都世田谷区松原 6-3-11 明陶ビル1F
 TEL.& FAX 03-3327-8010

 OPEN 10:00~20:00   * 営業時間は予告なく変更になる場合がございます。

 ☆ACCESS☆

* 小田急線 「梅ヶ丘駅」北口(羽根木公園入口)より 徒歩1分
* 小田急線 「豪徳寺駅」より 徒歩6分
* 世田谷線 「山下駅」より 徒歩6分
* 京王線 「東松原駅」より 徒歩8分

正宗白鳥『故郷』@杉並区

書名 マサムネ ハクチョウ ゼンシュウ
  正宗白鳥全集
巻次 第3巻
著者名 マサムネ ハクチョウ
  正宗 白鳥/〔著〕
出版者 シンチョウシャ
新潮社
出版年 1976
分類 918.68
ページ 490p
サイズ 22cm
一般注記 著者の肖像あり
収録内容 悪夢
尾花の蔭
人さまざま
団菊死後
栴檀木橋
冬の日
迷妄
馬鹿の清吉
亡夫の情人
生まざりしならば
江島の墓
人を殺したが
衰頽時代
ある日本宿
コロン寺縁起
六十の手習ひ
世界人
髑髏と酒場
故郷
二人の楽天家
藪睨み?
今年の春
陳腐なる浮世
絶望から希望へ
かかづらひ
等々力通ひ

小林秀雄全集 第5次・第6次 収録作品一覧

第一巻  様々なる意匠・ランボオ  1922〜1930
第二巻  Xへの手紙        1931〜1933
第三巻  私小説論         1934〜1935
第四巻  作家の顔         1936
第五巻  文芸批評の行方      1937〜1938
第六巻  ドストエフスキイの生活  1939
第七巻  歴史と文学・無常といふ事 1940〜1945
第八巻  モオツァルト       1946〜1948
第九巻  私の人生観        1949〜1950
第十巻  ゴッホの手紙       1951〜1953
第十一巻 近代絵画         1954〜1958
第十二巻 考へるヒント       1959〜1963
第十三巻 人間の建設        1964〜1976
第十四巻 本居宣長         1977〜1982
別巻I  感想           1958・1981
別巻II  無私を得る道

*印は前回の第四次全集に収録されていない作品です。
・収録作品は、若干変更される場合があります。

第一巻  様々なる意匠・ランボオ  1922〜1930
大正11年(1922)—————————————————————20歳
  11月 蛸の自殺(創作)*
大正13年(1924)—————————————————————22歳
  7月 一ツの脳髄(創作)
  9月 飴(創作)*
  10月 断片十二*
大正14年(1925)—————————————————————23歳
  2月 女とポンキン(創作)
  4月 紀行断片
大正15年・昭和元年(1926)————————————————24歳
  2月 佐藤春夫のヂレンマ
  3月 性格の奇蹟*
  10月 ランボオI
  11月 富永太郎
昭和2年(1927)—————————————————————25歳
  5月 測鉛(懐疑派とは…)*
     ボードレール「エドガー・ポー」序*
  8月 測鉛(今や批評の時代…)*
  9月 芥川龍之介の美神と宿命
  11月 「悪の華」一面
昭和4年(1929)—————————————————————27歳
  9月 様々なる意匠
  12月 志賀直哉
昭和5年(1930)—————————————————————28歳
  2月 からくり
  4月 アシルと亀の子I
     ナンセンス文学
     新興芸術派運動*
  5月 アシルと亀の子II
  6月 アシルと亀の子III
  7月 アシルと亀の子IV
     お化けは出た方がいゝ*
  8月 アシルと亀の子V
  9月 文学は絵空ごとか
  10月 文学と風潮*
     新しい文学と新しい文壇
     アルチュル・ランボオ*
     ランボオ詩集(翻訳/アルチュウル・ランボオ著)
     ランボオII
     「地獄の季節」後記I*
  11月 横光利一
     批評家失格I
     私信—深田久彌へ
     我まゝな感想
     近頃感想*
  12月 物質への情熱
     中村正常君へ—私信*
     アルチュル・ランボオの恋愛観*
     感想(毎月雑誌に…)
第二巻  Xへの手紙        1931〜1933

昭和6年(1931)—————————————————————29歳
  1月 マルクスの悟達
  2月 文芸時評(今月は…)
     批評家失格II
     谷川徹三「生活・哲学・芸術」*
     井伏鱒二の作品について
  3月 心理小説
     二月の作品*
  4月 文芸批評の科学性に関する論争
     室生犀星
  5月 谷崎潤一郎
     再び心理小説について
  6月 「安城家の兄弟」
     もぎとられたあだ花
  7月 フランス文学とわが国の新文学
     文芸月評I
     辰野隆「さ・え・ら」
  8月 弁明—正宗白鳥氏へ
     困却如件—津田英一郎君へ*
  9月 眠られぬ夜(創作)
  11月 おふえりや遺文(創作)
  12月 純粋小説といふものについて
     横光利一「書方草紙」を読む*

昭和7年(1932)—————————————————————30歳
  1月 正宗白鳥
  2月 梶井基次郎と嘉村礒多
     佐佐木茂索「困つた人達」
     堀辰雄の「聖家族」
     批評に就いて(毎月沢山の…)
  3月 文章について(一体文章について…)*
  6月 現代文学の不安
     小説の問題I
     小説の問題II
     ヴァレリイの事
     逆説といふものについて
     川端康成「伊豆の踊子」跋*
  7月 同人雑誌小感
  9月 Xへの手紙(創作)
  10月 手帖I
  12月 年末感想

昭和8年(1933)—————————————————————31歳
  1月 「永遠の良人」
  2月 作家志願者への助言
  3月 手帖II
  4月 文学批評に就いて
     手帖III
     アンドレ・ジイド
  5月 故郷を失つた文学
     文芸月評II
  8月 批評について(「実際の…)
  9月 文芸時評(「経済往来」の…)
     文芸月評III
     「ハムレット」に就いて
     谷川徹三「内部と外部」*
  10月 私小説について
     「文藝春秋」の作品*
     二科展を見る*
  11月 「文藝春秋」と「経済往来」の作品*
     故古賀春江氏の水彩画展
     金文輯君へ
  12月 「未成年」の独創性について
     手帖IV
     文芸批評と作品*

第三巻  私小説論         1934〜1935
昭和9年(1934)—————————————————————32歳
  1月 文学界の混乱
     嘉村君のこと
     アンドレ・ジイドのドストエフスキイ論*
  2月 「罪と罰」についてI
     アランの事
     新年号創作読後感
     ジイド著・今日出海訳「イザベラ」*
  3月 文芸時評(先づ「文藝春秋」の…)*
     夭折の意味
  4月 レオ・シェストフの「悲劇の哲学」
  5月 僕の手帖から
     「中央公論」の三篇*
     「嘉村礒多全集」を推す*
  6月 佐藤春夫論
     林房雄の「青年」
     短歌について
  8月 断想(上田進氏訳…)
     中原中也の「骨」
     林芙美子の印象
  9月 「白痴」についてI
     レオ・シェストフの「虚無よりの創造」*
  10月 「紋章」と「風雨強かるべし」とを読む
     文芸月評IV
     文章鑑賞の精神と方法*
     カヤの平
     テスト氏(翻訳/ポオル・ヴァレリイ著)
     「テスト氏」の訳に就いて*
  11月 文芸月評V*

昭和10年(1935)—————————————————————33歳
  1月 文芸時評に就いて
     文芸月評VI*
     谷崎潤一郎「文章読本」
     中原中也の「山羊の歌」
     選後感想*
     シェストフの読者に望む*
     「文学界」編輯後記1
  2月 「文学界」編輯後記2
  3月 再び文芸時評に就いて
     「文学界」編輯後記3
  4月 文学批評家への註文*
     文壇スキー大会記*
     文芸月評VII*
     「文学界」編輯後記4
  5月 私小説論
     ほんとの不満か—創作発表形式の問題*
     「文学界」編輯後記5
  6月 横光利一「覚書」
  7月 初夏
  8月 「文学界」編輯後記6
  9月 新人Xへ
     「パリュウド」について
     「文学界」編輯後記7
  10月 批評と批評家*
     「文学界」編輯後記8
  11月 「ルナアルの日記」
     「文学界」編輯後記9
  12月 「地下室の手記」と「永遠の良人」
     文芸月評VIII—岸田國士「鞭を鳴らす女」其他
     芥川賞*

第四巻  作家の顔         1936
昭和11年(1936)—————————————————————34歳
  1月 作家の顔
     「文学界」編輯後記10
  2月 純粋小説について*
     初舞台
     私信
     文芸月評IX—岸田國士の「風俗時評」其他
     「文学界」編輯後記11
  3月 井の中の蛙
     文芸月評X*
     「文学界」編輯後記12
  4月 思想と実生活
     文芸批評のヂレンマ*
     中野重治君へ
     文芸月評XI*
     「文学界」編輯後記13
  5月 現代小説の諸問題
     文芸月評XII*
     「夜明け前」について
     「文学界」編輯後記14
  6月 文学者の思想と実生活
     詩の問題*
     青野季吉「文芸と社会」*
     現代の学生層*
     石川達三「豺狼」
     小説のリアリティ*
     若き文学者の教養*
     失敗
     「文学界」編輯後記15
  7月 トルストイの「芸術とは何か」
     ノイフェルト「ドストエフスキイの精神分析」
     谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のをんな」
     武田麟太郎「市井事」
     石坂洋次郎の「麦死なず」
     短篇衰退は当然*
  8月 現代詩について
     青年輪是非*
     芥川賞の二作*
     山
  9月 言語の問題
     アンドレ・ジイドの人及び作品
     文芸月評XIII*
     J・M・マリィ「ドストエフスキイ」I
     蔦温泉
     「中央公論」九月号*
     ヒュウマニズム論*
     新人への批評賞*
  10月 演劇について
     林房雄「浪曼主義のために」
     同人通信*
     リヴィエルの「ランボオ」
     「改造」十一月号*
  11月 「罪と罰」を見る
     川上喜久子「滅亡の門」
     「改造」十二月号*
  12月 文学の伝統性と近代性*
     吉屋信子「女の友情」
     精神と情熱とに関するハ十一章(翻訳/アラン著)*
     「精神と情熱とに関するハ十一章」訳者後記*
第五巻  文芸批評の行方      1937〜1938
昭和12年(1937)—————————————————————35歳
  1月 ドストエフスキイの時代感覚
     菊池寛論
     J・M・マリィ「ドストエフスキイ」II
     大学の垣*
     戸坂潤氏へ
     事件の報道*
  2月 湯ケ島
     「中央公論」二月号*
     ジイド「ソヴェト旅行記」I*
     草津行—スキー・カーニヴァル記*
     第一回池谷信三郎賞選評*
     フロオベルの「ボヴァリイ夫人」
  3月 文芸月評XIV
     「改造」三月号*
     林房雄「壮年」
     「中央公論」四月号*
     「文学界」編輯後記16
  4月 リアリズム*
     文科の学生諸君へ
     三木清「時代と道徳」*
     「日本的なもの」の問題I*
     「日本的なもの」の問題II
     「思想」四月号*
     「改造」五月号*
  5月 文芸評論*
     小熊秀雄君へ*
     窪川鶴次郎氏ヘ
     グウルモン「哲学的散歩」
     文化と文体
     ジイド「ソヴェト旅行記」II
     「新潮」六月号*
     作家と批評家*
     「文学界」編輯後記17
  6月 「悪霊」について
     ジイド「ソヴェト旅行記」III
     政治の文学支配*
     帝国芸術院批判*
  7月 現代作家と文体
     「福翁自伝」
     「改造」七月号*
  8月 文芸批評の行方
     「文学界」編輯後記18
  9月 僕の大学時代
     「メデューズ号の筏」
     第二回池谷信三郎賞授賞経過報告*
  10月 酒井逸雄君へ
     戦争と文学者*
     第十三次「新思潮」創刊に寄せて*
     「文学界」編輯後記19
     長篇小説に就いて*
  11月 戦争について
     夏よ去れ(詩)
     中原中也訳「ランボオ詩集」
     実物の感覚
     佐藤正彰訳「現代人の建設」*
     島木健作の「生活の探求」
     「文学界」編輯後記20
  12月 死んだ中原(詩)
     中原の遺稿
     中原中也
     佐藤信衛「近代科学」
     不安定な文壇人の知識*
     宣伝について

昭和13年(1938)—————————————————————36歳
  1月 日本語の不自由さ
     女流作家
     文芸月評XV*
     文芸雑誌の行方*
  2月 志賀直哉論
     文芸月評XVI*
     思想統制とデマ*
  3月 野上豊一郎の「翻訳論」
     雑記(今月は「知識階級は…)
  4月 日記*
  5月 杭州
     杭州より南京
     支那より還りて
  6月 雑記(支那から…)
     蘇州
  7月 雑記(最近読んだ本で…)
     従軍記者の感想
     軍人の話*
  8月 火野葦平「麦と兵隊」
     島木健作の「続生活の探求」を廻って
     ある感覚*
     第四回池谷信三郎賞推薦理由*
     「地獄の季節」後記II*
  9月 山本有三の「真実一路」を廻って
     舟橋聖一「岩野泡鳴伝」
  10月 ポオル・ヴァレリイ「詩学叙説」
     「文学界」編輯後記21
  11月 三好達治
  12月 現代日本の表現力
     「薄田泣菫全集」*

第六巻  ドストエフスキイの生活  1939
昭和14年(1939)—————————————————————37歳
  1月 満洲の印象
     小川正子「小島の春」
     文芸月評XVII—「仮装人物」について其他
     「文学界」編輯後記22
  2月 正宗白鳥「文壇的自叙伝」
     工−ヴ・キューリー「キューリ一夫人伝」
     島木健作君*
  3月 映画批評について
     クリスティ「奉天三十年」
     現代の美辞麗句
  4月 疑惑I
     読書について
     現代女性
     文芸月評XVIII*
     「文学界」編輯後記23
  5月 ドストエフスキイの生活
     わが毒(翻訳/サント・ブウヴ著)
     「わが毒」について
     新放送会館—テレヴィジョンを見る*
  6月 慶州
  7月 事変と文学
     「ドストエフスキイの生活」のこと
     自我と方法と懐疑
  8月 疑惑II
     疑問*
  9月 外交と予言
  10月 鏡花の死其他
     神風といふ言葉について
     素材派論*
     「デカルト選集」*
     大嶽康子「病院船」
     「テスト氏」の方法
     人生の謎
  11月 学者と官僚
     歴史の活眼
     読書の工夫
     日比野士朗「呉淞クリーク」
  12月 イデオロギイの問題
     新明正道へ*

第七巻  歴史と文学・無常といふ事 1940〜1945
昭和15年(1940)—————————————————————38歳
  1月 アラン「大戦の思ひ出」
     期待する人
     ジイド「芸術論」
     文芸月評XIX*
  2月 清君の貼紙絵
     議会を傍聴して*
  3月 文芸月評XX
     文章について(文章の問題は…)
  4月 モオロアの「英国史」について
     感想(社会主義の…)
  5月 欧洲大戦
  6月 処世家の理論
     一事件*
  7月 道徳について
     環境
  8月 オリムピア
     事変の新しさ
     評論家と非常時の効用*
  9月 「維新史」
     ヒットラアの「我が闘争」
  10月 マキアヴェリについて
  11月 自己について
     文学と自分
     芸術上の天才について
     政治論文*
     「戦記」随想
  12月 処女講演

昭和16年(1941)—————————————————————39歳
  1月 感想(或る日、僕は、正倉院…)
     野沢富美子「煉瓦女工」
     富永太郎の思ひ出
     モオロア「フランス敗れたり」
  2月 島木健作
  3月 歴史と文学
     林房雄
     「歩け、歩け」
  4月 匹夫不可奪志
     沼田多稼蔵「日露陸戦新史」
  6月 川端康成
     伝統
     伝統について
     アランの「芸術論集」
     尾沢良三「女形今昔譚」序*
  7月 パスカルの「パンセ」について
  8月 文芸月評XXI—林房雄の「西郷隆盛」其他
     実験的精神—対談/三木清・小林秀雄*
  10月 「カラマアゾフの兄弟」
     ドストエフスキイの翻訳*

昭和17年(1942)—————————————————————40歳
  3月 戦争と平和
  4月 当麻
  5月 「ガリア戦記」
  6月 無常といふ事
  7月 平家物語(「先がけの…)
     歴史の魂*
  8月 徒然草
  9月 バッハ
  11月 西行

昭和18年(1943)—————————————————————41歳
  2月 実朝
  9月 ゼークトの「一軍人の思想」について
  10月 文学者の提携について

昭和20年(1945)—————————————————————43歳
  1月 梅原龍三郎

第八巻  モオツァルト       1946〜1948
昭和21年(1946)—————————————————————44歳
  2月 コメディ・リテレール 小林秀雄を囲んで
      —座談/「近代文学」同人・小林秀雄*
  11月 ドストエフスキイのこと
  12月 モオツァルト
昭和22年(1947)—————————————————————45歳
  3月 ランボオIII
  4月 嵯峨沢にて
  5月 真船君のこと
  6月 旧文学界同人との対話
      —座談/河上徹太郎・亀井勝一郎・林房雄・小林秀雄*
  8月 「サント・ブウヴ選集」*
  9月 鼎談—鼎談/辰野隆・青山二郎・小林秀雄*
  10月 光悦と宗達
昭和23年(1948)—————————————————————46歳
  3月 横光さんのこと
     菊池さんの思ひ出
  4月 鉄斎I
  8月 伝統と反逆—対談/坂口安吾・小林秀雄*
     人間の進歩について—対談/湯川秀樹・小林秀雄
  9月 骨董
  11月 チェホフ
     「罪と罰」についてII
     現代文学の診断
     大作家論—対談/正宗白鳥・小林秀雄*
第九巻  私の人生観        1949〜1950
昭和24年(1949)—————————————————————47歳
  1月 鉄斎を語る—鼎談/富岡益太郎・三好達治・小林秀雄*
  3月 鉄斎II
     島木君の思ひ出
     死体写真或は死体について
     翻訳
  4月 小林秀雄とともに
      —座談/久保田万太郎・真船豊・永井龍男・小林秀雄*
  5月 同姓同名
     文化について
     第一回横光利一賞銓衡後記*
  6月 吉田満の「戦艦大和の最期」
  7月 文学と人生—対談/三好達治・小林秀雄*
  8月 中原中也の思ひ出
  10月 知識階級について
     トルストイ
     感想(芥川氏の作品は…)
     私の人生観

昭和25年(1950)—————————————————————48歳
  1月 秋
     酔漢
     「きけわだつみのこえ」
     感想(相州の…)
  2月 蘇我馬子の墓
     古典をめぐりて—対談/折口信夫・小林秀雄*
  3月 雪舟
  4月 詩について
     信仰について
     表現について
     「キティ颱風」を読む
     第二回横光利一賞銓衡後記*
     「形」を見る眼—対談/青山二郎・小林秀雄*
  5月 或る夜の感想
     辰野隆訳「フィガロの結婚」を読む
  6月 年齢
  7月 好色文学
     人物評
  8月 ニイチェ*
     「ペスト」I
     「ペスト」II
  9月 金閣焼亡
     高野山にて
  10月 ニイチェ雑感
     放談八題—鼎談/井伏鱒二・硲伊之助・小林秀雄*
  11月 偶像崇拝
     感想(ジイド全集に…)*
  12月 「ヘッダ・ガブラー」
     瓢鮎図

第十巻  ゴッホの手紙       1951〜1953
昭和26年(1951)—————————————————————49歳
  1月 感想(一年の計は…)
     「武蔵野夫人」
     感想(「武蔵野夫人」を…)
     真贋
     「ひかげの花」
     感想(「群像」の正月号に…)
     感想(「中央公論」正月号の…)
  3月 ピカソの陶器
  4月 マチス展を見る
     「中原中也全集」によせる*
  5月 古典敬愛の情*
  6月 悲劇について
  8月 米川正夫氏の訳業*
  9月 メニューヒンを聴いて
  10月 政治と文学
     トルストイを読み給へ*
  11月 崑ちやん
  12月 佐古純一郎「純粋の探究」序*

昭和27年(1952)—————————————————————50歳
  1月 ヴァイオリニスト
     セザンヌの自画像
     中庸
  2月 「天井桟敷の人々」を見て
     「賭はなされた」を見て
  4月 雑談*
  5月 「白痴」についてII
  6月 埴輪
     ゴッホの手紙
  10月 自分の本*

昭和28年(1953)—————————————————————51歳
  2月 井上友一郎「桃中軒雲右衛門」序*
  3月 エヂプトにて
  4月 欧州だより*
  12月 ギリシア・エヂプト写真紀行

第十一巻 近代絵画         1954〜1958
昭和29年(1954)—————————————————————52歳
  1月 喋ることと書くこと
     自由
  2月 読書週間
  4月 ボオドレエルと私*
  10月 ゴルフ随筆
  11月 栗の樹

昭和30年(1955)—————————————————————53歳
  1月 鉄斎III
     ピラミッドI
  3月 ゴッホの墓
  4月 感想(先日、ディズニーの…)
     常識(先ごろ…)
     美の行脚—対談/河上徹太郎・小林秀雄*
  5月 小説
  6月 菊池寛
     教育
  7月 理想
  8月 ハムレットとラスコオリニコフ
     民主主義教育
  9月 感想(私は、書いて…)*
  11月 ギリシアの印象
     鉄斎の扇面
     文藝春秋と私
     美術を語る—対談/梅原龍三郎・小林秀雄*

昭和31年(1956)—————————————————————54歳
  1月 ことばの力*
  3月 エヴェレスト
     ほんもの・にせもの展
  5月 吉田茂
  7月 「坂口安吾選集」
  8月 ドストエフスキイ七十五年祭に於ける講演
  11月 蟹まんぢゆう
  12月 「ロシア文学全集」*

昭和32年(1957)—————————————————————55歳
  2月 美を求める心
     鉄斎IV
  4月 鎌倉
  9月 「おとうと」に寄す*
  11月 感想(現代人を…)
     「地獄の季節」後記III
  12月 「谷崎潤一郎全集」*

昭和33年(1958)—————————————————————56歳
  1月 国語といふ大河
  2月 悪魔的なもの
     火野君の思ひ出*
     神西君の翻訳*
  4月 近代絵画
     「近代絵画」著者の言葉*
  5月 平凡な寄稿家
  6月 私の空想美術館
  7月 「幸田文全集」*
  8月 写真
     マルロオの「美術館」
  9月 蓄音機
  11月 ゴッホの病気
     「論語」*

第十二巻 考へるヒント       1959〜1963
昭和34年(1959)—————————————————————57歳
  1月 ペレアスとメリザンド
     スポーツ
     ゴルフの名人
  2月 「近代絵画」受賞の言葉*
  4月 エリオット
  5月 好き嫌ひ
  6月 常識(学生時代…)
  7月 プラトンの「国家」
  8月 井伏君の「貸間あり」
  9月 読者
  10月 漫画
  11月 良心

昭和35年(1960)—————————————————————58歳
  1月 歴史(近ごろ…)
     無私の精神
  2月 言葉
  3月 役者
     「菊池寛文学全集」解説
  4月 或る教師の手記
  5月 ヒットラアと悪魔
     梅原龍三郎展をみて
  7月 平家物語(芸予海峡の…)
     本居宣長—「物のあはれ」の説について*
  10月 東京*
  11月 「プルターク英雄伝」

昭和36年(1961)—————————————————————59歳
  1月 忠臣蔵I
     古鐔
  3月 忠臣蔵II
  6月 学問
  8月 徂徠
     永井龍男「菊池寛」序*
  11月 弁名
  12月 ピラミッドII

昭和37年(1962)—————————————————————60歳
  2月 考へるといふ事
     もみぢ
  3月 牧野信一*
  4月 ヒューマニズム
     徳利と盃
     ゴッホの絵
  5月 壺
  6月 鐔
     福沢諭吉
  8月 還暦
  10月 人形
     樅の木
     天の橋立
     お月見
  11月 天といふ言葉
     季
  12月 江利チエミの声

昭和38年(1963)—————————————————————61歳
  1月 高麗剣
     哲学
     青年と老年
     吉川英治さん
  3月 天命を知るとは
     染付皿
  4月 スランプ
     踊り
     さくら
  5月 歴史(徂徠は…)
  6月 「ポオ全集」
  7月 物
  8月 無心の心*
     文学と人生—鼎談/中村光夫・福田恆存・小林秀雄*
  10月 「ゴッホ書簡全集」
  11月 見物人
     ネヴァ河

第十三巻 人間の建設        1964〜1976
昭和39年(1964)—————————————————————62歳
  1月 批評
     バイロイトにて
     「近代芸術の先駆者」序
  2月 ソヴェトの旅
  5月 「武者小路実篤選集」に寄す*
  6月 道徳
     教養ということ—対談/田中美知太郎・小林秀雄*
  7月 花見
  9月 井伏鱒二
  10月 DDT
     常識について
  11月 オリンピックのテレビ

昭和40年(1965)—————————————————————63歳
  3月 信楽大壺
  5月 「正宗白鳥全集」
     「人類の美術」*
     「ベルグソン全集」*
  6月 豊島さんの魅力*
  10月 人間の建設—対話/岡潔・小林秀雄
  11月 「折口信夫全集」*
     文学の四十年—対談/大岡昇平・小林秀雄*

昭和41年(1966)—————————————————————64歳
  3月 「現代日本文学館」編集者の言葉*
     青山君の句稿
  7月 読者のために
  10月 後藤亮「正宗白鳥、文学と生涯」
     詩と叡智
     「梅崎春生全集」*
  12月 「鉄斎扇面」跋*
     歴史的言語の把握を*

昭和42年(1967)—————————————————————65歳
  1月 阿川弘之「山本五十六」*
  2月 「ヴァレリイ全集」
  4月 芸について—対談/永井龍男・小林秀雄*
  5月 音楽談義—対談/五味康祐・小林秀雄*
  6月 感想(先輩や知人の…)*
  9月 感想(「牛部屋の臭ひ」と…)
  10月 中原の詩
  11月 「坂口安吾全集」

昭和43年(1968)—————————————————————66歳
  3月 深沢七郎君のこと
  5月 「本居宣長全集」*
  10月 希哲学*

昭和44年(1969)—————————————————————67歳
  4月 「川端康成全集」*
  5月 「河上徹太郎全集」

昭和45年(1970)—————————————————————68歳
  8月 江藤淳「漱石とその時代」*

昭和46年(1971)—————————————————————69歳
  1月 三島君の事
  2月 富永太郎の絵*
  4月 地主さんの絵*
  6月 四十雀
  11月 「中村光夫全集」
  12月 牡丹

昭和47年(1972)—————————————————————70歳
  2月 生と死
     鈴木先生の全集*
  4月 「黒田辰秋 人と作品」序*

昭和48年(1973)—————————————————————71歳
  4月 「志賀直哉全集」
     大佛次郎追悼
  10月 読書の楽しみ

昭和49年(1974)—————————————————————72歳
  1月 新年雑談
  10月 古田君の事

昭和50年(1975)—————————————————————73歳
  3月 信ずることと知ること
  5月 中川さんの文
  9月 交友対談—対談/今日出海・小林秀雄
  10月 中川さんの駒ケ岳

昭和51年(1976)—————————————————————74歳
  1月 新潮社八十年に寄せて
  6月 古典に還るといふ事
     水上勉の文学

第十四巻 本居宣長         1977〜1982
昭和52年(1977)—————————————————————75歳
  5月 「土牛素描」
     里見さんの仕事
  7月 「宇野千代全集」
  9月 「円地文子全集」
  10月 本居宣長
  12月 入江さんの大和路

昭和53年(1978)—————————————————————76歳
  1月 感想(「玉勝間」の中に…)*
  4月 自分の仕事
  5月 草野君の全集*
  7月 受賞して*
  12月 「精神と情熱とに関する八十一章」あとがき*

昭和54年(1979)—————————————————————77歳
  1月 本居宣長補記I
  3月 ルオーの版画
  4月 本の広告*
  5月 ルオーの事
  10月 「岡倉天心全集」*

昭和55年(1980)—————————————————————78歳
  2月 本居宣長補記II
  6月 梅原龍三郎展*

昭和56年(1981)—————————————————————79歳
  4月 「永井龍男全集」*
  7月 河上君の全集*

昭和57年(1982)—————————————————————80歳
  1月 「流離譚」を読む*

別巻I  感想           1958・1981
昭和33年(1958)—————————————————————61歳
     感想*
昭和56年(1981)—————————————————————79歳
     正宗白鳥の作について*
*「感想」の別巻収録について
 昭和33年5月〜同38年6月の間、雑誌「新潮」に連載されたべルグソン論「感想」を、別巻Iに特別収録します。「感想」は、雑誌連載第五十六回終了をもって未完のままに中断され、以後、連載再開にはいたらず単行本化もなされませんでした。しかも、著者は晩年、親族ならびに弊社に対し、将来ともにこれを単行本として刊行すること、また全集類に収録すること、そのいずれもを厳禁する旨言明されました。
 しかしながら、著者の没後十数年を経る間に、かつての「新潮」連載稿を用いて「感想」を研究対象、あるいは研究資料とした論文類が少なからず発表され、右の経緯が今後とも世に知られぬままに推移すれば、先々ますます著者の遺志は等閑に付されるであろうとの危惧が浮上しました。よって今般、あえて本全集に別巻として収録し、巻頭に収録意図を明記して、読者諸氏に著者の遺志の了知を請うことといたします。
 また最晩年の雑誌連載「正宗白鳥の作について」も、別巻Iに収録します。この作品は、昭和58年3月、著者の逝去によって未完のままとなりましたが、没後、雑誌発表分に対する著者自身の加筆修整稿が発見されたことにより、その全篇が未定稿と見なし得るためです。収録は、可能なかぎり著者の修整稿に拠って行います。

別巻II  無私を得る道
 諸家随想/小林秀雄・人と作品
--------------------------------------------------------------
     小林秀雄年譜 収録作品解題 小林秀雄著書目録 他

小林秀雄全集 第5次・第6次の関係

■第六次全集■
■■小林秀雄全作品(全28集/別巻4)
新字体、新かなづかい、脚注。読める、21世紀の小林秀雄。

■■新注小林秀雄全集 全二十八巻/別巻四
四六判 新字体・新かなづかい 脚注付 各巻平均255頁

第六次の全集は、全作品が新字体・新かなづかい、本造りもハンディな四六判で、日常愛読用の普及版です。
しかも、第六次全集では全作品に脚注がつきます。
この脚注は、本文に見える作家名や作品名、文芸用語・哲学用語などを必要最小限に解説し、よりなめらかに小林秀雄の文章を読み進めるための一助とするものです。
全体の構成は、第五次全集とぴったり対応しています。
ただし、「いつでもどこでも読める全集」をめざして、第六次の全集は第五次全集の一巻分を、それぞれ二冊に分けます。
そのため第六次全集は、全二十八巻/別巻四となります。

第一巻  様々なる意匠・ランボオ  上巻・下巻
第二巻  Xへの手紙        上巻・下巻
第三巻  私小説論         上巻・下巻
第四巻  作家の顔         上巻・下巻
第五巻  文芸批評の行方      上巻・下巻
第六巻  ドストエフスキイの生活  上巻・下巻
第七巻  歴史と文学・無常という事 上巻・下巻
第八巻  モオツァルト       上巻・下巻
第九巻  私の人生観        上巻・下巻
第十巻  ゴッホの手紙       上巻・下巻
第十一巻 近代絵画         上巻・下巻
第十二巻 考えるヒント       上巻・下巻
第十三巻 人間の建設        上巻・下巻
第十四巻 本居宣長         上巻・下巻
別巻I   感想           上巻・下巻
別巻II  無私を得る道       上巻・下巻

■第五次全集■
小林秀雄全集(全14巻/別巻2)
過去4度の全集には収められていない作品をも多数蒐めて、小林の文業を網羅。
平成13年(2001)4月にスタートする「第五次小林秀雄全集」は、平成14年(2002)7月に完結します。
第五次全集は、全作品が旧字体・旧かなづかい、堅牢・重厚の菊版で、どちらかといえば永久保存の愛蔵版です。

第一巻  様々なる意匠・ランボオ  1922〜1930
第二巻  Xへの手紙        1931〜1933
第三巻  私小説論         1934〜1935
第四巻  作家の顔         1936
第五巻  文芸批評の行方      1937〜1938
第六巻  ドストエフスキイの生活  1939
第七巻  歴史と文学・無常といふ事 1940〜1945
第八巻  モオツァルト       1946〜1948
第九巻  私の人生観        1949〜1950
第十巻  ゴッホの手紙       1951〜1953
第十一巻 近代絵画         1954〜1958
第十二巻 考へるヒント       1959〜1963
第十三巻 人間の建設        1964〜1976
第十四巻 本居宣長         1977〜1982
別巻I  感想           1958・1981
別巻II  無私を得る道

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