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2010年8月13日金曜日

カフカの<ペア>とその基本機能 吉田仙太郎著

タイトル 思索する耳 : ワーグナーとドイツ近代
責任表示 三光長治〔ほか〕著
出版地 東京
出版者 同学社
出版年 1994.6
形態 463p ; 20cm
ISBN 4-8102-0091-4

目次

ジークフリート 三光長治著.
ジークフリートは誰か? 池上純一著.
悟性と感情の弁証法 杉谷恭一著.
ワーグナーの<Unwillkur>概念をめぐる序論的考察 藤野一夫著.
ニーチェのワーグナー・コンプレックス 谷本慎介著.
歌劇『タンホイザー』試論 藤田総平著.
暁の頌歌 山崎太郎著.
ハンス・ザックスのパラドックス 三宅幸夫著.
「ワーグナー/ミュラー」の『トリスタンとイゾルデ』 谷川道子著.
初期アドルノの音楽理論 好村冨士彦著.
アドルノのマーラー論に見る逆説的表現竜村あや子著.
アドルノの「パラタクシス」 高木昌史著.
ダールハウス、ブロッホ、ハルム 杉橋陽一著.
暴力と救済 高橋順一著.
ジークフリートと竜 桜井春隆著.
バロック悲劇としての『ハムレット』恒川隆男著.
J.W.リッターの自己描写 ラルフ=ライナー・ヴーテノー著 高辻知義訳.
愛するアヒム… 池内紀著.
カフカの<ペア>とその基本機能 吉田仙太郎著.
ローベルト・ヴァルザー 渡辺勝著.
パウル・ツェランあるいは詩という非対称性前田良三著.
ブルク劇場における保守と革新の構図 丸山匠著.
わがワーグナー体験 三光長治ほか述. \
三光長治略歴・三光長治業績一覧:p453〜460

安形麻理(慶應義塾大学文学部所属)『デジタル書物学事始め』(勉誠出版)

定価 2100円(本体2000円)
刊行日 2010年8月(予定)
ISBN(13) 978-4-585-05429-0
ISBN(10) 4-585-05429-4
Cコード 1300
サイズ・頁数 四六判 並製 ・ 224頁

■内容紹介
デジタルによって広がる書誌学の可能性—
書物研究という面から見ると、書物とデジタル技術という組み合わせの前には明るい展望が開けている。
デジタル画像やコンピュータを活用した「デジタル書物学」の「現在(いま)」を紹介。

■目次
第1章 活版印刷術の誕生
第2章 解体・グーテンベルク聖書
第3章 書物研究とデジタル画像
第4章 デジタル画像を用いた校合手法
第5章 デジタル画像を用いたグーテンベルク聖書の校合
第6章 デジタル書物学の今後
索引

■著者
文学部人文社会学科 図書館・情報系, 助教. 安形 麻理. (アガタ マリ) AGATA, Mari
1976年生 女
慶應義塾大学 博士課程 文学研究科 図書館・情報学専攻 2005/03/30 単位取得退学
博士(博士、2007/01/17取得)・図書館・情報学
■■専攻科目
図書館・情報学
■■所属学会・団体
三田図書館・情報学会,日本図書館情報学会,The Bibliographical Society of America,Early
Book Society,Gutenberg-Gesellschaft
■■主要著作・論文
"文書クラスタリングによる未解読文書の解読可能性の判定"Library and Information Science.
no.61, 2009, p.1-23; "グーテンベルク聖書と写本の伝統"Library and Information
Science.vol.54,2005.p.19-41; "デジタル画像を用いた刊本の校合の手法"Library and
Information Science.Vol.53,2005. p.1-17;"Stop-press Variants in the
Gutenberg Bible"The Papers of the Bibliographical Society of
America.vol.97, no.2, 2003, p.139-165.
■■研究紹介
西洋の初期の活版印刷術(特にグーテンベルク聖書を中心とするインキュナブラ),写本と刊本の関係,書物に対する考え方や読書の様式の変化などに関心があり,デジタル画像を用いたグーテンベルグ聖書の研究を継続して行っています。
また,デジタルアーカイブや,貴重書のデジタル化,デジタル技術を分析書誌学に応用することにも興味を持っています。最近は,読書している人を描いた図像にも関心を持ち,収集・分析を試みています。

有隣堂店員『書店ポップ術』2冊

タイトル 書店ポップ術 : グッドセラーはこうして生まれる
責任表示 梅原潤一著
出版地 東京
出版者 試論社‖シロンシャ
出版年 2006.5
形態 195p ; 21cm
ISBN 4-903122-04-2
定価 1800円


●『書店ポップ術 グッドセラー死闘篇 さらに過激に!さらに戦略的に!ポップ屋稼業の戦いは続く!! 』
出版社 試論社
発行年月 2010年08月
サイズ A5ソフトカバー
ページ 197P
ISBN 9784903122144 (490312214X) C-CODE 0095

小説を売りたい。でも、小説は売れない。そんな状況に「ポップ」という紙1枚で立ち向かうひとりの書店員が日本の小説の本につけた、売る魔法「梅原マジック」の効いたポップの数々を大公開。

電子書籍の時代がきても、書店ポップは不滅です!!前作から4年——。書籍販売の最前線は更なる熾烈を極めていた。一体どうすれば本は売れるのか!?全てのページから、そんな叫びが聞こえてくる。これは一人の書店員の悪戦苦闘の記録である。

●梅原潤一
1963年横浜生まれ。立教大学経済学部卒。有隣堂横浜駅西口店文芸担当。「当店は、埋もれた傑作の魅力を皆様にご紹介するべく、POPにも工夫を凝らしています。新たな本の発見にぜひお役立てください!」

『鈴木清順エッセイ・コレクション』(ちくま文庫)

鈴木 清順著
四方田 犬彦編
税込価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版 : 筑摩書房
サイズ : 15cm / 487p
ISBN : 978-4-480-42747-2
発行年月 : 2010.8

耽美的な映像をつくる映画監督鈴木清順は、達観のエッセイの名手でもあった。映画論、人生論など、その精髄を収める。

大正時代の空気を吸い込み、戦時下の暴力によって鍛造されたその洞察は、生きることの悦びも哀しみも透徹した。桜の無常に感嘆し、理論には舌うちをする虚無的な精神が、虚と実のあわいを絶妙にすくいとっていく。ノスタルジアと諦念と意地が結合し、粋を体現した随筆の精髄。

目次

ゆきあめかぜ
日記から
縄張り
犬の顔をした水鬼
路地は相変わらず静かだった…
生れたとしが大震災
東京語と地方語

あだ花
洋パンと『野良犬』と自動小銃
〔ほか〕

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