Cashbookは、ツイッターでつぶやいた「買った物
金額」などの情報を読み込み、一覧で管理するという家計簿です。これがなかなか賢くて、「バス 200円」「タクシー
710円」といった具合につぶやいたものが、自動的に「交通費」という費目に分類され、交通費のアイコンをクリックすると「交通費の合計」が出るなど、集計するにも便利なのです。
「買ったもの(スペース)金額」の順で記入し、投稿します。金額は数字のみでOKで、「3桁ごとのカンマ」等は要りません。「円」は付けても付けなくても大丈夫です。店名などの付加情報は、金額の後ろに続けて入力します。買ったもの1件ずつ、つぶやいて下さい。ためしに、2つ3つ、今日買ったものや、払った交通費などをつぶやいてみましょう。
いま入力した内容を、Cashbookに取り込んでみましょう。
●Cashbookのサイト http://www.cashbook.jp/
Cashbookを開きます。画面左側の「sign in with
twitter」のアイコンをクリックし、twitterと同じユーザーIDとパスワードを入力してログインしてください。twitterからログアウトしないままCashbookのログイン画面を開いた場合は、ユーザーID等を入力するボックスが開かれず、「拒否する/許可する」のボタンが表示されます。「許可する」をクリックすると、Cashbookにログインできます。
開いた画面が、あなたの家計簿です。まだ何も入力されていない状態です。ここに、さきほどtwitterでつぶやいた内容を取り込みます。
画面真ん中よりやや右、上のほうに「load:Tweets」というメニューがあります。そこをクリックすると……、情報が取り込まれ、つぶやき内容が一覧になって出てきます。次のページでは、費目ごとの集計をしてみましょう。
一覧の一番下に、その月の支出合計金額が表示されます。これを、費目別(食費合計、交通費合計など)に集計してみましょう。
買った物の前に、費目のアイコンが表示されます。例えば、twitterで「飲み会
5000銀座」とつぶやいた場合、「飲み会」という言葉の前に、ワイングラスのアイコンが表示されます。これは、「アルコール代」という費目の印です。「アルコールにいくら使ったか」を集計したい場合は、画面右側の「Focus」という欄にあるワイングラスのアイコンと費目名の部分をクリックします。
すると、アルコール代のみの一覧と合計金額が表示されます。
一覧表示はきちんとできましたか? 意図したとおりに表示されていない部分があれば、修正します。
●金額の単位や、日付の基準(日本時間、アメリカ東部時間等)を変更したい場合は、画面一番上の右側のメニュー「setting」をクリックから変更できます。なお、twitterで「日本時間(tokyo、osaka、sapporo)」が選択されていれば、Cashbookでは自動的に日本時間と「円」で表示されるようになっています。twitterのサイトの最右上にあるメニュー「設定」から選択・変更できます。
●「今日ではなく、昨日買ったものを入力した」という場合は、金額の右側の「edit」をクリックします。編集画面が表示されますので、適宜修正します。
●「飲み会」に使ったお金を、アルコール費ではなく「ディナー費」や「食費」に分類したい場合は、費目のアイコンをクリックしてください。他の費目のアイコン一覧が表示され、変更することが出来ます。(上記のeditからも、修正可能)。
●削除したい項目があれば、金額の右側の「×」マークをクリックします。
●他人から見られたくない支出がある時は、つぶやかずに、Cashbookに直接入力することもできます。つぶやき内容を取り込んだ「Load:Tweet」の数個右側にある「Create
Item」をクリックすると、入力フォームが表示されます。また、twitterのダイレクトメッセージ機能を利用して、twitter側からもシークレットに入力することが可能です。
●すべてのつぶやきを他人から見られたくない場合は、twitterのサイトの「設定」メニューで、「すべてのツイートを非公開」にすることが出来ます。ただし、家計簿以外のつぶやきも非公開になってしまいます。