information about books, library technology and so on.

2010年8月18日水曜日

『財務官僚の出世と人事』

文春新書 765
財務官僚の出世と人事
岸 宣仁【著】
文藝春秋 (2010/08/20 出版)

251p / 18cm
ISBN: 9784166607655

究極の偏差値エリートが繰り広げる出世競争。その知られざる内幕を取材歴30年のジャーナリストが1000枚のメモを基に生々しく再現。
最後は優等生よりワルが勝つ!? 日本一熾烈な出世競争
日本中から集まった選りすぐりのエリートが、たった1つの事務次官のイスをめぐって繰り広げる出世競争が、面白くないはずはありません。歴代次官の経歴をみれば、ほとんどが東大法学部卒ですから。では彼らの運命を分けるものとは何か?
取材歴30年の著者が、1000枚に及ぶメモをもとに「勝者」と「敗者」のドラマを再現します。官僚たちが日頃の冷徹な仮面をかなぐり捨て、昇進への欲望をたぎらせる姿が最大の読みどころです。

試験の成績に関する限り、彼らは幼少の頃から「優秀」「できる子」の折り紙をつけられ、「神童」の評判を取った人物も多かったはずだ。
それだけ頭のいい人物がいったいどんな出世競争を繰り広げているのか。
日本一熾烈なエリート戦争、勝者と敗者を分けたものは何か?1000枚の取材メモで再現。
歴代事務次官の出身高校・大学リスト付。

■目次

第1章 十年に一人の大物次官・斎藤次郎
第2章 花の四十一年組
第3章 大蔵一家のドン・山口組
第4章 大蔵vs.日銀
第5章 非主流の国際派とミスター円
第6章 入省成績と出世の相関関係

■岸宣仁[キシノブヒト]
1949年埼玉県生まれ。73年東京外国語大学卒業後、読売新聞社入社。横浜支局を経て経済部に勤務し、大蔵省、通産省、農水省、経企庁、日銀、証券、経団連機械、重工クラブなどを担当した。91年読売新聞社を退社、経済ジャーナリストとして知的財産権、技術開発、雇用問題などをテーマにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

●1949年埼玉県生まれ。東京外国語大学卒業後、読売新聞社に入社。横浜支局を経て、本社経済部に勤務し、大蔵省、通産省、農水省、経済企画庁、日本銀行、重工クラブなどを担当。91年に独立、フリーの経済ジャーナリストに。財政・金融、知的財産権、研究開発、産業競争力など幅広い分野で執筆活動を続けている。主な著書に『知的財産会計』(文春新書)『ゲノム敗北』(ダイヤモンド社)『発明報酬』(中公新書ラクレ)『光触媒が日本を救う日』(プレジデント社)など。近著に、中国の秘められた技術覇権戦略を明らかにした『中国が世界標準を握る日』(光文社)。

丸谷才一著『文学のレッスン』

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 287ページ
ISBN : 978-4-10-320608-8
C-CODE : 0095
発売日 : 2010/05/31
新潮社

全ジャンルを語り尽くす! 面白くて、ちょっと不穏な決定版「文学講義」。

アメリカがイギリスに根強く抱く長篇小説コンプレックスとは? 物語を読むように歴史を読んでなにが悪い?
などなど、古今東西の文学作品をつぎからつぎへと繰り出しながら、目からウロコのエピソードでその真髄に迫る。小説から詩、エッセイ、批評、伝記、歴史、戯曲まで。絶対聞き逃せない文学講義!
聞き手・湯川豊

■目次

はしがき 丸谷才一
【短篇小説】もしも雑誌がなかったら
【長篇小説】どこからきてどこへゆくのか
【伝記・自伝】伝記はなぜイギリスで繁栄したか
【歴史】物語を読むように歴史を読む
【批評】学問とエッセイの重なるところ
【エッセイ】定義に挑戦するもの
【戯曲】芝居には色気が大事だ
【詩】詩は酒の肴になる
あとがき 湯川豊
     丸谷才一
読書案内

■丸谷才一/著
マルヤ・サイイチ

1925(大正14)年、山形県鶴岡市生れ。東大英文科卒。1967(昭和42)年『笹まくら』で河出文化賞を、1968年『年の残り』で芥川賞を受賞。その後、小説、評論、エッセイ、翻訳と幅広い文筆活動を展開。『たった一人の反乱』(谷崎潤一郎賞)『裏声で歌へ君が代』『後鳥羽院』(読売文学賞)『忠臣藏とは何か』(野間文芸賞)『日本語のために』『女ざかり』『輝く日の宮』(泉鏡花文学賞)等、多くの著作がある。

このブログ「mixed」内を検索

Archives

Aufzeichnungen zu Franz Kafka (1883-1924)