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2010年5月24日月曜日

SITE ZERO新連載は「セイレーンの誘惑──南イタリア、神話の呪縛圏」。

http://site-zero.net/

周囲に感謝する姿勢を維持すること

(1)上司や周囲との関係を良好なものにしていく

(2)周囲の意見を聞き入れる姿勢になり、謙虚なワークスタイル(≒組織の中で好感を持たれるワークスタイル)を身につけることができる

(3)過去の成功体験にしがみつく、という姿勢を打破することができる

 (1)〜(3)の流れを想像してほしい。このステップを踏むと、社会人になって以降の経験を客観的に見据えるようにならないだろうか。例えば20代後半のとき、営業マンとして大きな契約を取れたが、実はそれは上司のお陰だったという具合に。この振り返りによって「自分はまだ未熟だ」と思い、新たに仕事を覚えていこうという心理になるのではないだろうか。

 逆の意味で言えば、いちばんなってはいけない思考は、これまでの成功をすべて自分の力によるものと思い込むことだ。これは今後のキャリア形勢を考えると、かなり不利な生き方だと思う。学ぶ意欲を弱くしてしまうからだ。

本『失われた建築の歴史』

失われた建築の歴史
販売価格:8,400円 (税込)

著者名 ジョナサン・グランシー 著/中川武 日本版監修
発行 東洋書林
判型 265×190
ページ数 293
発行年月 2010.04
商品コード 36681


内容・概要
伝説のバベルの塔から世界貿易センターまで、映画「メトロポリス」の美術セットから未完の東京ミレニアム・タワーにいたるまで、人類が永遠に失った140点以上の建築物を328点の図版と共に解説する。
■目次
・イントロダクション
 失われた建築/パルテノン神殿/さまざまな要因/ペンシルヴェニア駅の取り壊し
 コロンビア・マーケット/桃源郷ザナドゥ/聖なる都/ベックフォードのゴシック幻想
・第1章 神話的建築
 バベルの塔/ジッグラト神話/ミノス王の宮殿/ペルセポリス宮殿/ロードスの巨像
 アルテミス神殿/プリエネの遺跡/トロイアの都/カルタゴ/アトランティス
・第2章 平和な時代に失われた建築
 時代遅れとみなされた建築の運命/ノンサッチ宮殿/ロンドン橋
 リージェント・ストリート/ニューゲート監獄/バーミンガムの主教会
 コロンビア・マーケット/マンチェスターの巡回裁判所/アダム兄弟のアデルフィ
 オクスフォード・ストリートのパンテオン/カールトン・ハウス/イングランド銀行
 セント・ポール大聖堂/モンゴメリー・ビル/デトロイト市庁舎
 センチュリー・ビル/レ・アル(パリ中央市場)/パリ万博の機会館
 ビングレー・ホール
・第3章 戦争で失われてた建築
 コヴェントリー大聖堂/フラウエン教会/ロンドン大空襲/ヒトラーの総統官邸
 オーバーザルツベルクのベルクホーフ/イーグルス・ネスト(鷲の巣)
 ドイツ国会議事堂/セルビアの送信塔/世界貿易センター/バルティック海運取引所
 ラクナウのイギリス監督邸/モンセギュール城
・第4章 短命に終わった建築
 ペンシルヴァニア駅/シンガー・ビル/シカゴ連邦ビル/ラーキン・ビル
 帝国ホテル/ドレイパーズ・ガーデンズ/オーストラリア・ビル/アルハンブラ・シアター
 ナジモヴァの「アラーの園」/ランドマーク・タワー・ホテル/マスロン邸
 万博とホワイト・シティ/ウェンブリー・スタジアム/グラスゴーのテート・タワー
 レドーム(ゴルフ・ボール)/トライコーン・センター/ショッケン・デパート
・第5章 神の御業
 泥の町バムの悲劇/ハリカルナッソスのマウソレウム/サンフランシスコ大地震
 ポンペイ、ヴェスヴィオ火山の爆発/ロンドン大火/セント・ポール大聖堂の被災
 コールズヒル・ハウス/クリスタル・パレス/マドリードのウィンザー・タワー
 インド洋大津波/リスボンの大津波
・第6章 政治によって失われた建築
 ユーストン・アーチ/ソロモンの神殿/バスティーユ監獄/救世主ハリストス大聖堂
 クリュソストモス修道院/スハリョフ塔/赤の広場の門/イパチェフ館
 アレクサンドル・ネフスキー大聖堂/ゲオルギー・ディミトロフ霊廟/共和国宮殿
 ケーニヒスベルク城/朝鮮総督府庁舎
・第7章 想像世界の建築
 「クーブラ・カーンの歓楽宮」/エデンの園/アルハンブラ宮殿/童話の世界
 ゴーメンガースト城/「2001年宇宙の旅」/ケン・アダムの「007」「博士の異常な愛情」
 メトロポリス/「ブレードランナー」/いつか見た夢の建築物
・第8章 自壊した建築
 ベックフォードのフォントヒル・アビー/ボーヴェの大聖堂/サン・マルコ寺院の鐘楼
 ハイアット・リージェンシー・ホテル/三豊百貨店/テイ鉄道橋/タコマ・ナローズ橋
 コロール バベルダオブ道路橋/シャルル・ド・ゴール空港/プラザ・ビエハ
・製図板に残された夢
 フランク・ロイド・ライトの「ザ・イリノイ」/ヒトラーのベルリン改造計画
 アルベルト・シュペーアのフォルクスハレ/失敗したゲルマニア計画
 スターリンのソヴィエト大宮殿/エティエンヌ・ルイ・ブレーのニュートン記念堂
 ブレーの国立図書館/ブレーのアレクサンドル邸/ラッチェンズの大聖堂
 クリストファー・レンのセント・ポール大聖堂/ティルデンの巨大タワー
 幻視の画家ピラネージ/ブリッジズのエイボン川橋/フリー・スタイル
 「アメリカ共和国」の歴史的記念物」/パウル・シトロエンの「メトロポリス」
 未来派建築家アントニオ・サンテリア/ロシアの建築家たち
 第三インターナショナル記念塔/レニングラード・プラウダ社ビル案
 ミースのガラスの摩天楼/ル・コルビュジエ、カナレッジョの公立病院
 ノーマン・フォスターのBBCラジオ新本社/東京ミレニアム・タワー
・日本版監修者あとがき
・索引
・図版出典

非英語圏の英語教育は「リンガ・フランカ教育」と「英語教育」に二分すべき

「リンガ・フランカ」では日常的コミュニケーションでもっとも使用頻度の高い語から教える。
「英語」でははやい段階から英米文学の古典を教える。
「リンガ・フランカ」では身ぶり手ぶりもピジンもすべて正規の表現手段として認められる。
「英語」では、古典を適切な日本語に翻訳すること、修辞的に破綻のない英文を作ることを教育目標に掲げる。

これは「英語がほぼ独占的な国際共通語になった」という歴史的状況に対処するための、たぶんいちばんプラクティカルなソリューション

Poor English はシェークスピアやポウを読むための言語ではない。
それは「英語を母語としない人々同士が意思疎通を果たす」という目的だけに限定されたリンガ・フランカである。
Poor Englishをオーラル・コミュニケーションの場で用いる際のいくつかの規則をここで定めておきたい。
(1) 決して話者の発音を訂正してはならない
(2) 決して話者の文法的間違いを訂正してはならない
「発音の間違い」や「文法的な間違い」が指摘できるということは、「正しい発音」や「正しい文法的表現」が「正解」として知られているということである。正解がわかっているからこそ、それが「誤り」であるとして訂正可能となるのである。
正解がわかっているということは、話者が「何を言いたいのか」はすでに知られているということであり、それはPoor English
においては十分なコミュニケーションが成立しているとみなされる。
(3) ただし、自分より話すのが下手な人の「言いたいこと」をより適切な文に「言い換え」て対話を継続することは許される。
(4) Poor Englishは学校教育のどの段階から開始しても構わないが、教師は「英語を母語としないもの」とする。

リンガ・フランカのすすめ (内田樹の研究室)
http://blog.tatsuru.com/2010/05/12_1857.php

ロナルド・レーガン大統領から見た世界(笑)

http://f.hatena.ne.jp/Chikirin/20070906163322

類似品?バカ世界地図
http://www.chakuriki.net/world/

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