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2010年3月12日金曜日

「図書館に通う 1  出版社がこしらえた図書館」『みすず』 no.580、2010年03月号

新連載スタート、宮田昇「図書館に通う」第1回「出版社がこしらえた図書館」


『みすず』 no.580、2010年03月号


ユダヤとアラブは「まさに一つでしかない問題」、「
最も緊急かつ、最も必要かつ、
そして最も古い、この唯一無二の問題の、肯定するのが困難な単一性なのだ」。
「ジャック・デリダとエドワード・W・サイードの思い出に」と献辞のしるされた
ギル・アニジャール「ユダヤ・アラブ問題に関する考察」(馬場智一・丸山真幸訳)。
「極上のブランデーをつくる蒸留器にあるような、立派な翻訳の持つ
不思議な蒸留機能」。『学校の悲しみ』の著者ペナックの、文藝翻訳シンポジウムに
おける受賞記念スピーチ「小説のあたらしい命」(水林章訳)。
2009年末に翻訳刊行されたデリダ『留まれ、アテネ』によせて、訳者によるエッセイ
矢橋透「明るい部屋と暗い部屋――バルトとデリダの写真論」。
新連載スタート、宮田昇「図書館に通う」第1回「出版社がこしらえた図書館」。
同じく中井久夫「臨床再訪」第1回「患者と医師と薬とのヒポクラテス的出会い」。
ほか外岡秀俊、立岩真也、佐々木幹郎、上村忠男など多彩な連載をどうぞ。


http://www.msz.co.jp/book/magazine/

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